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国際ソロプチミスト新潟−茜がDV終結に向けて街頭と職場でキャンペーン (2007.10.2)

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国際ソロプチミスト新潟−茜(野崎桂子会長)は2日、三条市と加茂市の市場やスーパーで「ドメスティック・バイオレンス終結に向けての街頭、職場キャンペーン」を行い、買い物客らに「家庭内の暴力で悩んでいる人がいたら渡してください」と相談窓口の電話番号を書いたホットラインカードを手渡した。

2日、二七の定期市の三条中央市場でドメスティック・バイオレンス終結に向けての街頭キャンペーンを行う国際ソロプチミスト新潟−茜

2日、二七の定期市の三条中央市場でドメスティック・バイオレンス終結に向けての街頭キャンペーンを行う国際ソロプチミスト新潟−茜

同会から会員12人が参加して、午前9時から二七の定期露店市が開かれていた三条市の中央市場、10時から3班に分かれて三条と加茂市内のスーパーで街頭キャンペーンを行ったあと、企業約10社で職場キャンペーンを行った。

それぞれでDV(ドメスティック・バイオレンス)への認識を深めてもらうとともに、相談窓口となる県内8カ所の電話番号を書いたホットラインカードを入れたポケットティッシュやちらしを配布した。

三条市の中央市場では、「国際ソロプチミスト新潟-茜」のたすきをかけ、「DV終結にむけてキャンペーン」の青いのぼりを持った会員が、出店者や買い物客にホットラインカードなどを手渡してキャンペーンの内容を説明した。

「あ〜知ってる、ドメスティックバイオレンスね」と言う年配の女性や「俺がやられてるて」と笑いながら答える出店者の男性も。「うちは大丈夫」と言う女性には「知り合いの方で暴力で悩んでいられたら渡してください」とホットラインカードを手渡した。

国際ソロプチミストとは、管理職や専門職に就く女性でつくる世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕活動を行っている。

暴力の正当化に歯止めをかけ、DVが犯罪であるという認識が社会に根付くよう、継続した活動を行っており、今回で職場キャンペーンは9回目、街頭キャンペーンは8回目。DVとは、配偶者など近親者から受ける家庭内暴力で、身体的虐待のほかにも、精神的虐待、性的虐待、経済的暴力、社会的隔離などもある。ホットラインカードに記載された8カ所の相談窓口の電話番号は次の通り。

  • 新潟県女性福祉相談所(配偶者暴力相談支援センター)=025-381-1111(月〜金8:30-17:15)
  • DV・児童虐待相談フリーダイヤル=0120-26-2928(年中無休9:00-22:00)
  • 新潟県男女平等推進相談室=025-285-6605(火〜金12:00-19:00、土日10:00-17:00)
  • 女性被害110番=025-281-7890(月〜金8:30-17:15)
  • ウィメンズサポートセンターにいがた=025-201-4556
  • 三条市女性相談員(社会福祉課内)=0256-34-5511(内線474)
  • 新潟県女性福祉相談所 子ども・女性電話相談=025-382-4152(年中無休9:00-22:00)
  • 女のスペースにいがた=025-231-3012