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第3回三条ボランティアまつりは約2,100人が来場して大盛況 (2007.10.8)
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三条市ボランティア連絡協議会(井上嘉子会長・加盟30団体)と三条市社会福祉協議会は7日、三条市総合福祉センターで第3回三条ボランティアまつりを開き、約2,100人が来場してボランティア体験や模擬店のイベントでボランティアへの理解を深めた。
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7日開かれた第3回三条ボランティアまつりで販売や喫茶のコーナーでにぎわう会場入り口付近
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ボランティアを身近に感じ、考えるきっかけになればと同連絡協議会の加盟団体を中心に3年前から開いている。
同連絡協議会加盟の30のボランティア団体の活動紹介、要約筆記や点訳や音声訳の体験、高齢者疑似体験、参加ボランティア関連施設・団体の作品展示即売や社会貢献活動紹介のほか、喫茶や食堂、ステージ発表、もちつき大会、おまつり広場など、盛りだくさんのイベントで来場者を楽しませた。
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高齢者疑似体験コーナー
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前回に続いて学生ボランティアを募集し、小学生以上約20人が参加して各コーナーやイベント運営を手伝った。
高齢者疑似体験コーナーでは、腕や足に重り、背筋が伸びないプレート、視界を狭めるゴーグル、耳栓などをつけて高齢者の体の変化を疑似体験してもらった。
ボランティアで参加した四日町小学校6年生の吉田真優さんも体験し、「とても疲れた。階段なんかでおじいちゃんやおばあちゃんを見かけたら声をかけたい」と高齢者に手を貸すことの大切さを実感。57歳の男性は「人込みが怖かった。高齢者や障がい者が気軽に街へ行けないと感じた」と話していた。
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ステージイベントの手話ソング
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点訳体験のコーナーでは、生活の中に表示されている点字も紹介。説明を聞いていた女性は、缶ビールにも点字で「キリン」、「サケ」などと表示してあることを初めて知って感心していた。
会場の同センターは、小さな子どもからお年寄りまで大勢の人であふれ、昼ころには模擬店のチョコバナナなど材料がなくなる店、不要品販売などは完売する店もあり、盛況だった。
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