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一新橋たもとで災害復旧工事中のクレーン車、工事用道路が崩れて川の中に転落 (2007.10.9)
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7・13水害による災害復旧助成事業に伴う工事が行われている三条市の一新橋下流の五十嵐川で9日朝、工事用道路が崩れてクレーン車が川の中に転落する事故があった。
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一新橋たもとの工事用道路が崩れて川の中に転落したクレーン車
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午前8時20分ころ、一新橋下流の左岸側で川底から砂利を積んで上に鉄板を敷いた工事用の道路が崩れ、波消しブロックなどの資材を運搬、走行していた25トンのラフタークレーンが転落した。
クレーン車は川の中に横転、腹を上に見せる形でひっくり返った。オペレーターは自力で脱出し、けがはなかった。
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腹を見せてひっくり返った
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前日までの連休中の雨などで、工事開始時には同工事用道路の川の中央側の砂利が崩れていた場所があったが、その上に敷いた鉄板がそのままだったことからそのまま作業に入ったようだ。
転落したクレーン車の引き揚げは工事業者が自力で行い、50トンと25トンの2台のクレーン車で転落したクレーン車を起こしてからつり上げ、河川敷に上げる計画。この日は午後から、その作業用のクレーン車が入る足場を作る作業を行った。
また、転倒したクレーン車からは燃料かオイルかわからないが、油が流れ出ており、クレーン車から10数メートル部分と信濃川合流点付近の嵐川橋下流にオイルフェンスを張り、クレーン付近では中和剤をまくなどの対応をとった。
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