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三条の技や特産品を集めた三条鍛冶まつりにぎわう (2007.10.14)
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三条伝統の鍛冶をテーマに三条市の産業にちなんだイベントが満載の三条鍛冶まつりが14日、三条鍛冶道場とその周辺で行われ、絶好の秋晴れにも恵まれて大勢の親子連れなどでにぎわった。
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14日行われた三条鍛冶まつりで三条鍛冶の神髄を見せる巨大和釘づくりの実演
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2007三条市産業イベント実行委員会が主催。毎年恒例の三条市産業祭の流れをくむイベントで、ことし初めて三条鍛冶まつりの名称で開いた。
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子どもに人気だったドジョウのつかみ取り
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三条市の鳥、芝地鶏
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丸太早切り競争
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金物我楽多市
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三条鍛冶道場をメーン会場に、隣の三条小学校体育館や弥彦線高架下で三条市の工業や農業の特産品即売、体験などたくさんのイベントを行った。
一日鍛冶道場、ドジョウつかみ取り、丸太早切り競争、ベイゴマ磨き&対戦、木工工作広場、六角凧絵付け教室、こども大蛇かつぎなどさまざまな体験と包丁や鍬などの修理、巨大和釘づくりなどの実演。三条、栄、下田地区からの出店による金物をはじめ野菜、酒、食品などを販売した。
平成5年の伊勢神宮の遷宮で、三条の鍛冶の技で作られた和釘が使われた。それにちなんだ巨大和釘づくり実演では、三条鍛冶集団が日本一大きな和釘づくりに挑戦した。
火床(ほど)で赤く熱した長さ69cm、重さ10kg余りの鉄の棒を金床に乗せ、鍛冶職人2人で交互に重さ5kg以上の大きな金づち「大づつ」でたたいて延ばした。
マグロ用の大型の包丁も作る職人も「手がじんじんする」、のみを作る職人は貴重な体験に「あしたは仕事できねえな」と声を弾ませ、来場者はその技をじっくりと見学していた。
子どもたちに人気だったのは三条産ドジョウのつかみ取り。たらいの中にひっくり返りそうになりながらドジョウをつかまえた三条市新屋の木村向詠ちゃん(4つ)は「ぬるぬるしてる、おもしろい!」と時間を忘れて楽しんでいた。
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