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燕市分水地区・国上山の伝説にちなむ酒呑童子行列で600人余りが練り歩く (2007.10.15)
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燕市分水地区観光協会と分水異業種交流会は14日、分水地区の伝説にちなんだ「越後くがみ山 酒呑童子行列」を行い、鬼の面をつけた参加者や関係者ら600人余りが酒呑童子の伝説に思いをはせて国上寺から酒呑童子神社までを練り歩いた。
燕市を中心に近隣から、赤、青、黄など自分で着色した鬼の面をつけた子どもから大人までの一般参加者578人と稚児、分水太鼓、主催者会員などが参加して行列を編成した。
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鬼に変わった酒呑童子
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鬼面コンテンスと最優秀賞の宮田さんと受賞作品
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分水太鼓を演奏する鬼たち
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行列は太鼓を載せたトラックが先導し、午後3時半に国上寺をスタート。林道国上長崎線を太鼓やホラ貝の音を響かせながら下り、4時過ぎに酒呑童子神社に色とりどりの鬼たちが神酒呑童子神社に到着すると見物客から拍手が起こった。鬼たちはそのまま拝殿前に向かって参拝し、それぞれの願いの成就を祈った。
神社下の公園で到着のセレモニーを行い、初めて行った鬼面コンテストの表彰式では、長岡市寺泊田頭の高校1年生、宮田真知子さんが最優秀賞に選ばれ、表彰状と副賞の液晶テレビが贈られた。宮田さんは紫色の髪をつけた鬼面を手に「来年も挑戦します」と喜びのVサイン。
続いて分水地区の諏訪神社稚児による舞の披露、酒呑童子伝説にちなんで外道丸がつづらを開けるとスモークがたかれ酒呑童子に変身するパフォーマンス、鬼にふんした迫力満点の分水太鼓披露。さらに、歩いて数分の道の駅国上に会場を移してよさこいソーランの3団体が踊りを披露し、「満願成就 酒呑童子行列」の仕掛け花火と小型の打ち上げ花火がフィナーレを飾った。
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