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国交省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所主催で7・13水害の復旧事業の河川改修などを関係首長がヘリコプターで視察 (2007.10.19)
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国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は17日、平成16年に起きた7・13水害の復旧事業の河川改修などが進む信濃川、五十嵐川、刈谷田川、大河津分水路を三条市と田上町の首長からヘリコプターで視察してもらった。
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三条市を流れる五十嵐川、手前が上流側で渡瀬橋が架かり、その先の右に大きく膨らんだカーブの内側が7・13水害の破堤部分
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視察の出発から到着までのダイジェスト映像
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信濃川・大島〜五十嵐川・渡瀬橋間のノーカット映像
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ヘリコプターによる視察のフォトアルバム
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7・13水害の復旧事業が始まって4年目を迎え、事業の進捗状況を関係市町村の首長に見てもらおうと午後1時と3時の2回行い、国定勇人三条市長と佐藤邦義田上町長が参加した。
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ヘッドホンとマイクを着けてヘリコプターに搭乗する国定三条市長
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午後1時からの便には、国定三条市長が搭乗。昼ころ降った雨はやんで青空がのぞくなか三条燕総合グラウンドを離陸し、信濃川上空を新潟市方向に下ってから折り返し、五十嵐川との合流点から五十嵐川上流へ向かった。上流の大谷ダム付近まで行く予定だったが、下田地域に入ると雨が強くなったため予定を変更、途中で刈谷田ダムへ向かった。
刈谷田ダムから刈谷田川を下り、栃尾、見附、三条市の栄地区を通過。信濃川との合流点から大河津分水路を見ながら河口の日本海で折り返し、大河津分水から信濃川沿いを飛んで約1時間のフライトを終えた。
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大河津分水派点付近
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同事務所が管轄する工事は、信濃川の刈谷田川合流点から小阿賀野川合流点までの30km。信濃川本線の堤防を高くする工事などを平成16年から20年までの工期で行っており、総事業費は386億円。現在の進捗状況は、下流側の新潟市から上流に向かって進んでおり、下流側を中心に4割が完成している。
ヘリコプターの搭乗は初めてという国定三条市長は、「子どもに自慢しようと思って」と搭乗前にカメラ付き携帯電話でヘリコプターを撮影。搭乗後には、工事の進展状況や地形などを確認できたとし、「大河津分水は本当に大きい課題だなと見てわかりますね」など、同乗して説明を受けた上谷事務所長にさらに質問していた。
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