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加茂市・下条川ダムに約1万匹のヘラブナを放流 (2007.10.22)
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ヘラブナ釣りが楽しめる環境を整備しようと加茂市と下条川ダム愛好会、日本へら鮒釣研究会は21日、県内屈指のヘラブナ釣場の加茂市・下条川ダムに約1万匹のヘラブナを放流した。
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21日、加茂市・下条川ダムで行われたヘラブナの放流
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この日は、加茂を含む下越地区4カ所で計5トンのヘラブナが放流され、うち下条川ダムでの放流量は、加茂市2,000kg、下条川ダム愛好会と日本へら鮒釣研究会で237kgの計2,237kg。下越地区の放流量の半分近くになり、奈良市で養殖されたヘラブナ約1万匹を大きな水槽に積んだトラックで下条川ダムへ運ば込まれた。
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下条川ダムへら鮒放流式典
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雨降りだったこの日も湖のほとりでは釣り客のパラソルが開いた
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小池清彦加茂市長はじめ、下条川ダム愛好会、日本へら鮒釣研究会加茂支部、同三条支部、加茂川漁業協同組合の役員などと地元の下条小学校(高橋邦彦校長・児童273人)の4、5、6年生の希望者24人と保護者など計80人が参加。午前11時から下条川ダムの自然学習館で「下条川ダムへら鮒放流式典」を行ったあと、ヘラブナを放流した。
参加者は、体長25cm前後のヘラブナ数十匹ずつが入ったバケツを持って下条川ダム湖畔親水デッキに立ち、「イチ、ニー、サン!」の合図でバケツの中のヘラブナを湖に放流。「きゃー、はねる!、早く〜」とヘラブナの生きの良さに驚きの声を上げる児童もいた。
下条川ダムの釣りは無料なので釣り愛好者に人気で、隣接県や関東圏から訪れる人も多く、最近も1週間、テントで寝泊まりして釣りを楽しむ秋田県からの釣り客があったという。
ヘラブナを放流したこの日も、雨降りにもかかわらず湖のほとりでは釣り客のカラフルなパラソルが開き、釣り糸を垂らしていた。
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