三条市・下田商工会女性部が地元の峠で軽トラ2台分超のごみを回収 (2007.10.23)

三条市下田地区の下田商工会女性部（大西直子会長・会員78人）は、23日午後1時半から下田地区の五輪峠と西山峠で道路沿いのごみ拾いを行い、回収したごみは軽トラック2台分以上にもなった。

23日、三条市下田地区、五輪峠でごみを回収する下田商工会女性部会員

以前、西山峠の道路脇や待避所などに不法投棄の大量のごみがあり、あまりの汚さに驚いた会員らが、下田に来てもらう人のためにもきれいにしようと、6年ほど前から女性部の活動として春と秋の年2回、同所でのごみ拾いを行っている。

今回は会員13人が参加し、五輪峠は県道牛ヶ首・笹岡線沿い、西山峠は加茂市との堺の上谷地地内の国道290号沿いと、二手に分かれて1時過半、ごみを回収。秋晴れの下、そろいの黄色いジャンパーを着て道路沿いを歩き、燃えるごみと燃えないごみに分けて集めた。

五輪峠では、土や落ち葉の下に空き缶やカーペットもあり、同じ場所から次々とごみが出てくることも。会員は「やー、腰が痛い」、「それにしても、ごーぎなごみらね。たまげたな」と顔をしかめてごみを拾っていた。

回収したごみは、三条市の指定ごみ袋の大サイズと同じ45リットルの袋で、燃えるごみが13袋、燃えないごみが5袋の計18袋。弁当の空き箱や空き缶、空き瓶が多かったが、テレビやタイヤ、車のボンネットなどの大型ごみまであった。