三条青年会議所OB会の解散に伴う清算金60万円を三条市に寄付 (2007.10.24)

10年前に設立した(社)燕三条青年会議所に統合された三条青年会議所のOB会が、1月1日の燕三条青年会議所シニアクラブの設立で昨年12月に解散したのに伴う清算金60万円を24日、まちづくりのために役立ててほしいと三条市に寄付した。

左から国定市長、三条青年会議所OB会の最後の会長の池上さん、燕三条青年会議所シニアクラブの相田会長、燕三条青年会議所の田中勉広報渉外委員長

燕三条青年会議所のOB会「燕三条青年会議所シニアクラブ」（相田聡会長）が1月1日に発足。それまでOB会は、統合前の三条青年会議所OB会と燕青年会議所OB会の2つが会員交流などを目的にそれぞれで活動していた。

国定市長に目録を手渡す池上さん

両青年会議所が統合して10年の節目に、燕三条青年会議所のOBが燕三条青年会議所の支援も目的にシニアクラブを設立し、それに伴って燕と三条の両OB会を昨年いっぱいで解散した。

三条青年会議所OB会は、これまでも三条市のまちづくりのために活動した経緯もあり、会費の繰越金などの清算金60万円を三条市に寄付することとした。

午前11時半に、三条青年会議所OB会の最後の会長だった池上勝彦さん、燕三条青年会議所シニアクラブの相田会長、燕三条青年会議所の田中勉広報渉外委員長の3人が市役所を訪れ、国定勇人市長に池上さんから寄付の目録を手渡した。

池上さんらは、シニアクラブでは現役メンバーの燕三条青年会議所支援も目的にしたことから、11月6日に同青年会議所が主催する島田洋七さんの講演会もPR。あわせて、島田さんの書籍を購入して図書館などに寄付する計画もあることを話していた。

三条市では、今回の60万円の寄付を総合運動公園の芝生広場への遊具設置に充て、来春に遊具を設置する計画だ。