|
三条市医師会准看護学院が33人の第44期生継燈式 (2007.10.25)
|
|
|
|
三条市南新保、三条市医師会准看護学院(草野恒輔学院長)は、24日午後1時半から三条市総合福祉センターで第44期生継燈式(けいとうしき)を行い、来年1月から看護実習を行う33人が、ナイチンゲール像のキャンドルの火を受け継ぎ、看護の道への決意を新たにした。
|
24日行われた三条市医師会准看護学院の第44期生継燈式でろうそくを手に並ぶ第44期生
|
昨年までは戴帽式(たいぼうしき)として行い、ナースキャップを受ける「戴帽の儀」を行っていたが、実際の医療現場では近年、ナースキャップののりなどが感染源になることがあると、使用しない病院なども増えている。
そのため、ことしから「戴帽の儀」をやめ、これまでも行っていたナイチンゲール像のろうそくから命の火を受け継ぐキャンドルサービス「継燈の儀」だけを行った。
|
ナイチンゲール象からろうそくに火を移す44期生
|
44期生は4月に入学した男6人、女27人の計33人。初めて袖を通した薄いブルーの実習着に真っ白なエプロンの実習着で出席し、学院関係者や29人の上級生、家族などが列席。
草野学院長は式辞で「皆さんの一番の使命は患者さまに対して、尽くして尽くし抜くこと」と、言葉を贈った。
44期生代表で今井文子さん(41)が誓いのことばを述べ「この感激のともしびの火に、ナイチンゲール誓詞を深く胸に刻み、多くの患者さまのため思いやりの心をもち、社会に貢献できる准看護師となれるよう努力する」と誓った。
|
今井文子さんが誓いの言葉
|
「継燈の儀」では、会場の照明を消し、ナイチンゲール像のろうそくの火を44期生一人ひとりが持つキャンドルに移して、それぞれの誓いのことばを述べたあと、全員で「ナイチンゲール誓詞」を唱和。厳粛な雰囲気のなかで火をともしたキャンドルをしっかりと持って看護の道への決意を新たにした44期生は、来年1月から市内の病院などで実際に患者に接する看護実習をスタートする。
関連リンク
|