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三条市、五十嵐川の災害復旧助成事業に伴う用地交渉は契約は99%完了、未契約は6件でうち4件は11月に契約の見込み (2007.10.31)
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三条市は、30日開かれた河川改修事業等調査特別委員会(岡田兵一郎委員長)で、7・13水害による五十嵐川の災害復旧助成事業の進捗状況や対象地権者数の約99%で用地交渉の契約が完了したことなどを説明した。
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三条市で30日開かれた河川改修事業等調査特別委員会
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河川改修工事は五十嵐川の信濃川合流点から渡瀬橋上流までの延長3,900m区間で平成20年3月末までの完成を目指して19の工事が行われている。それぞれの工事の完工は、橋梁の建設は嵐川橋と常盤橋が21年3月、御蔵橋が20年6月、樋門や排水機場工事は島田川(由利)、新通川(西四日町1)、間野川(北新保1)は21年3月、新設の本町2地内は20年3月を目指している。
街路事業も含めた用地交渉は、10月25日までに対象地権者615件のうち99.0%の609件で契約が終わり、6件を残すだけ。対象世帯数では226世帯の98.2%の222世帯、対象棟数では418棟のうち99.0%の414棟で契約が完了し、それぞれ残りは4世帯、4棟。
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資料の五十嵐川合流点付近の計画
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契約が完了していない内容や工事への影響についての委員からの質問に、市は契約を完了していない6件のうち4件は11月に契約完了の見込みで、1件は移転を了解しているが相続の関係などで契約ができない、1件は取り付け道路の関係で移転に理解を得られていないと説明、「さらに時間をかけていきたい」とした。また、いずれも堤内地で川の中の工事に影響はないと説明した。
ほかに、県が事業主体の刈谷田川の築堤工事は順調。国土交通省事業主体の信濃川下流からの築堤工事は、まもなく五十嵐川合流点付近の工事が始まる予定で、左岸の旧競馬場付近、右岸の石上大橋から三条大橋付近では、占有地解除や地元説明会などの手続きが完了しだい工事に着手することなどを説明した。
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