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4日に三条市月岡地内の五十嵐川河川敷で五十嵐川漁協が約15年ぶりにサケ祭り (2007.11.1)
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三条市・五十嵐川漁業協同組合(長谷川達栄代表理事組合長)は、4日午前10時から月岡地内の五十嵐川左岸河川敷で約15年ぶりに「サケ祭り」を開き、サケのつかみ捕りやサケ汁のふるまいを行って五十嵐川のサケとのふれあいを体感してもらう。
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4日に開くサケ祭りのつかみ捕り用に用意しているサケ
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サケのつかみ捕りは1回1,000円。河川敷にビニールシートを敷いていけすを設置し、そこに放ったサケの手づかみに挑戦してもらう。
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当日、販売するイクラtサケの薫製
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投網体験や200人分のサケ汁を無料でふるまうほか、五十嵐川のアユの塩焼きを1匹100円から300円、五十嵐川のサケから採ったイクラ400グラムを600円、サケの味噌漬けを6切れ300円で販売。サケの薫製などの加工品も販売する。
会場は嵐南地区側の左岸堤防道路を渡瀬橋から上流へ数百メートルさかのぼった河川敷で、当日は目印に「鮭まつり」と書いた赤いのぼりを立てる。サケのつかみ取りに参加する人は、軍手や着替えを持参した方がいい。
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五十嵐川で投網漁でサケを捕る組合員
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同漁協では以前、渡瀬橋上流にウライを仕掛けてサケ漁を行っていたが、平成16年の7・13水害で仕掛けが壊れてから、河川改修工事が行われている今も投網を使った漁を行っている。ことしは河口付近から本格的な工事が行われているため、サケの遡上が心配されたが、例年より10日ほど遅い9月末ころから遡上が確認されている。
また、サケの遡上の遅れの一因にもなったと思われる川の水温低下が遅れたため、例年なら10月中旬ころには姿を消すアユがいまだに捕れる。
「異常気象で大雪にでもならなければいいが」と心配する長谷川組合長だが、来年の秋には渡瀬橋上流の川の中の工事は終わり、新しいウライを仕掛けることもできる予定。投網漁は労力も大きく、水害前の状況に少しでも早く戻るよう願っている。
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