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11月とともに弥彦神社で弥彦菊まつり開幕、弥彦の秋の行楽はいよいよ本番 (2007.11.1)
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11月の声とともに弥彦村・弥彦神社の境内で1日、弥彦菊まつりが開幕。弥彦公園などでは紅葉が色づき始め、県内有数の温泉街、弥彦温泉とあわせて弥彦の秋の行楽シーズンは本番を迎えて日ごとににぎわいを増している。
弥彦の秋の行楽シーズンのシンボルが恒例の第47回新潟県菊花展覧会「弥彦菊まつり」。24日まで開かれ、約4,000鉢の菊花が弥彦神社の境内を彩る。
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風景花壇「兼六園」
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10月31日、平日とは思えないにぎわい
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拝殿の屋根の向こうの弥彦山は中腹あたりまで紅葉
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JR燕三条駅の弥彦菊まつりをPRする花壇
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間もなく見ごろ前半を迎える弥彦公園もみじ谷
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拝殿前は巨大な大菊の大数咲が圧巻。札所前に設けたことしの風景花壇のテーマは金沢の「兼六園」で、日本三大庭園のひとつをキクの花で再現している。
JR燕三条駅の新幹線改札内には、赤い鳥居と20数鉢のキクで飾ったミニ風景花壇もお目見えし、新幹線の玄関口も行楽客を歓迎する準備万端だ。
もうひとつ、秋の弥彦に行楽客を呼び込むのは、弥彦公園もみじ谷の紅葉。夏の猛暑のせいか、ことしは紅葉の色のさえに物足りなさもあるが、今週末にも見ごろ前半を迎えそう。弥彦山を仰ぐと山頂から中腹あたりまで紅葉している。
さらに、1日からもみじ谷の観月橋付近で午後5時から10時までライトアップが行われる。菊まつりにあわせて3、4日、10、11日、17、18日とそれぞれ土、日曜は神社前通りが歩行者天国となる。3日と10日は人力車、4日は芸妓さん手踊りや弥彦山太鼓、4日、11日、18日はよさいこソーランと、イベントが目白押しだ。
首都圏から車で弥彦を訪れる人に朗報なのが、11月末まで利用できる東日本高速道路の「ETC車限定えちごトキめきフリーパス」。ETC車限定で、あらかじめ宿泊施設に予約することで首都圏からの高速道路の通行料金を割り引くサービスで、場合によっては通常料金の半額近くにもなる。
菊まつりが近づくにつれて弥彦を訪れる観光客は目に見えて増えている。10月最後の31日は昼からさわやかな秋晴れとなり、平日にもかかわらず神社わきの大駐車場はほぼ満杯になり、その向かいのお土産街もにぎわった。
もみじ谷も色づき始めの紅葉と秋の陽気を楽しむ人に切れ目がなく、真っ赤なモミジの葉を眺めて口をついて出た小学校唱歌「もみじ」を自然に合唱する女性のグループもいた。
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