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秋晴れの加茂川で第20回加茂川鮭まつり、サケ鍋や魚のつかみ捕り (2007.11.4)
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加茂市・加茂川漁業協同組合(相川義弘組合長)は3日、市内の加茂川河川敷、加茂川穀町公園で第20回加茂川鮭まつりを開き、秋晴れの下、訪れた人たちは加茂川で捕ったサケの鍋を味わったり、魚のつかみ取りに挑戦したりして秋の川で野趣を楽しんだ。
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3日行われた第20回加茂川鮭まつりのサケとヤマメのつかみ捕り
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加茂川を遡上するサケを市民とともに迎えようと毎年、開いている。同漁協組合員が調理したサケ鍋やアユの塩焼きを無料でふるまったほか、川カニを販売、子どもたちによる魚のつかみ捕りを行った。
魚のつかみ捕りは毎年、川の中に石で囲ったいけすを作っているが、前日の雨で川の水量が増えて危険なため急きょ、ビニールシートの仮設プールを河川敷に作って行った。
サケとヤマメ合わせて数百匹を入れ、子どもたちはひざ下くらいまである水を跳ね上げ、歓声を上げて魚を追いかけた。
つかみ捕りで見事サケをゲットした新潟市の岡崎さくらちゃん(6つ)は、「ぬるぬるしてたけど、おもしろかった」と大満足。お母さんは、レジ袋に入れた1匹もののサケを手に「漁協の人に、調理方法を聞いて帰ります」と話していた。
加茂川のことしのサケの遡上は10月19日から確認されているが、ほかの川と同様に水温が下がらないことなどから例年より10日ほど遅く、数も少ないという。
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サケ汁の無料サービスに行列
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10月末までの捕獲数は昨年の同じ時期に比べて4分の1ほどの130匹。例年なら11月中旬ころからが遡上の本番で、橋の上からでもサケの姿を確認でき、加茂市民に川の中から晩秋を告げる。
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