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八十里越紅葉観賞ツアーで競争率2倍の抽選に当たった市民100人が参加、県境の手つかずの自然のなかで紅葉狩り (2007.11.5)
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三条市は3、4の2日間、市民100人が参加して「八十里越紅葉観賞ツアー」を行った。三条市と福島県只見町をを結ぶ国道289号の交通不能区間、八十里越を三条市側からバスで最奥まで入り、手つかずの自然のなかで工事状況を見学し、紅葉狩りを満喫した。
2日間とも午前、午後と計4回、1回25人で計100人の参加者を募集したところ、その2倍を超す202人が応募する人気を集めた。
各回とも参加者は大谷ダムに集合し、市のマイクロバスで出発。県境をまたぐ第9号トンネルまでの往復2時間のコースで、国土交通省長岡国道事務所から工事状況を聞いて八十里越の理解を深め、あわせて赤や黄、オレンジの紅葉を楽しんだ。
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福島県側に向けて工事が進む8号トンネル内
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2日間とも絶好の行楽日和に恵まれ、友人や夫婦連れで参加した市民は、次々と目の前に現れる紅葉に「山が燃えるってこのことらね」、「素晴らしいね」と感激。「八十里越」の開通年度は未定だが、完成後はほとんどがトンネルになるとの説明に、残念がっていた。
第9号トンネルは、完成すれば全長3,173mでは、トンネル見学中に1kmほど先の掘削現場で発破を爆破するタイミングに遭遇する貴重な体験をした回もあった。
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