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菊田衆院議員が障害者自立支援法改正案と意見交換会 (2007.11.5)
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新潟4区選出の菊田真紀子衆院議員は4日、ハミングプラザVIP三条で「障害者自立支援法改正案と意見交換会」を開き、自身が所属する厚生労働委員会の理事、山井和則衆院議員を講師に迎え、参加した地元の施設運営者やサービスを受ける側の家族など30人から現場の生の声を聞いた。
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菊田真紀子衆院議員が4日開いた障害者自立支援法改正案と意見交換会
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菊田衆院議員は、昨年秋に障害者自立支援法の強行採決されたときのことにふれ、傍聴席の障がい者が「わたしたちのことをわたしたち抜きに決めないでもらいたい」という切実な声が忘れられないとした。
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あいさつする菊田衆院議員
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講師の山井衆院議員
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さらに、4月施行の同法で希望もあるかもしれないが多くの不満の声が聞こえるとし、一方で民主党としては最重要課題として取り組むので、現場の声を聞かせてほしいと求めた。
山井衆院議員は、民主党の障害者自立支援法と児童福祉法の一部を改正する法律案「障がい者自立支援法応益負担廃止法」の概要を説明、国会情勢を話し、参加者からの質問や率直な意見を聞いた。
参加者は、同法の「いちばんの問題は、障がいをもっている人の視線で運用していないこと」、「思いつきの法ではなく、将来を見据え、子どもたちの自立とはどういうことかを考えてつくってほしい」、サービスが変わらないのに収入が減る施設運営などの厳しい現状を訴えた。
参加者の話をメモを取りながら真剣に聞いていた山井衆院議員は、今の福田首相の公式見解では、特別措置をしているから十分ではないか、抜本的な見直しが必要かどうか検討するとしているが、「あらためて、現状ではだめだと痛感した」。6日にも民主党の谷議員が自立支援法について桝添大臣に質問するが、この日の話も折り込ませてもらうとし、「自立」を政府は間違って使っていると思う、抜本的改革の議論をしていきたいと話した。
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