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三条市内2小学校児童が東北電力スクールコンサートでクラシックの生演奏に聴き入る (2007.11.8)
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東北電力(株)は、8日午後2時から三条市立長沢小学校で東北電力スクールコンサートを開き、本県出身の女性アンサンブル「Ensemble Rugosa(アンサンブル・ルゴーサ)」が奏でるクラシックを同校と同校に近い大浦小の2校の児童合わせて230人余りから鑑賞してもらった。
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8日、三条市立長沢小学校で開かれた東北電力スクールコンサート
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出演は新潟市在住の作曲家、小西奈雅子さんがプロデュースする県内出身の音楽グループ。フルート、クラリネット、トランペット、マリンバ、バイオリン、ビオラ、チェロにソプラノ歌手の9人で構成し、曲の内容や特徴、楽器の紹介もまじえて、ムソルグスキーの『展覧会の絵』やチャイコフスキーの『白鳥の湖より“白鳥の踊り”』など10数曲を演奏した。
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三条市出身のマリンバ奏者、本間さん
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ドレスを着たメンバーが入場すると、児童はふだんと違う雰囲気を感じとって目を輝かせ、背筋を伸ばして食い入るように演奏に集中。メンバーに「クラシックは静かに聴きなさいと言われた?。きょうは特別です。楽しかったらお友だちとちょっとくらい話しても大丈夫ですよ」と声をかけられると、となりの児童と顔を見合わせて笑顔になって肩の力を抜いていた。
メンバーの自己紹介では、マリンバの本間美恵子さんが高校まで三条市に住んでいたと話すと児童は「おー!」と歓声を上げ、本間さんのばちさばきをまねながら聴く児童も。最後はメンバーと児童が一緒になって『ドレミの歌』を合唱し、約1時間のステージをたっぷりと楽しんだ。
東北電力では、次代を担う子どもたちにさまざまな経験や感動を通して心身ともにのびのびと成長してもらう機会を提供する次世代支援プロジェクト「放課後ひろば」に取り組んでおり、同コンサートもその一環として開催校を公募して行っている。
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