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県のAED貸し出し事業開始に伴って三条地域振興局が普通救命講習会で心肺蘇生などを内部研修 (2007.11.14)
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県が10月からAED(自動体外式除細動器)の貸し出す事業を始めたのに伴って県三条地域振興局では、14日午後1時半から同振興局で内部の普通救命講習会を開き、職員約50人がAEDの使用法などを学んだ。
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14日、三条地域振興局で開かれた普通救命講習会
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県は10月1日から各地域振興局や支局の健康福祉部に、心臓発作などで停止した心臓に電気ショックを与えて心臓の働きを戻す医療機器、AEDを設置し、スポーツ競技やイベントに無料で貸し出している。
三条地域振興局でも、職員のAED認知度を高め、率先して救命活動ができるようにと普通救命講習会を開いたもので、三条市消防本部の救急救命士4人から講習を受けた。
講習では、心肺蘇生(そせい)法のDVDを見学したあと、ダミー人形を使って心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使用などの蘇生法を実技練習した。
最近は公共施設など不特定多数が出入りする施設でAEDの設置が進んでいる。同本部によると、管内でのAED使用状況は把握していないが、救急車が搭載するAEDで命が助かった例が数件あるという。
三条地域振興局の貸し出し用のAEDは1台で、管轄する三条、燕、見附、加茂、田上で行われるイベントやスポーツ競技などに無料で貸し出す。利用の申し込みや問い合わせは同振興局医薬予防課指導係(電話:0256-36-2362)へ。
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