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燕市白山町2地内で建物火災、9棟が燃える (2007.11.20)
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20日午後4時半ころ、燕市白山町2地内で建物火災が発生し、住宅3棟を全焼、1棟半焼、住宅と工場など5棟が部分焼の計9棟が燃え、午後7時32分に火は消えた。
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火災現場、午後5時30分撮影
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火事があったのは、燕市役所燕庁舎近くの住宅密集地。白山町2、無職長谷川福治さん(78)方から出火。午後4時39分に長谷川さん方の隣の住民から「隣のうちの2階から火が出ている」との119番通報を受け、消防が出動した。
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火災を不安そうな表情で見守る近所の人
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この火事で、全焼したのは、白山町2の長谷川さん方住宅、無職皆川栄吉さん(78)方、無職石黒康平さん(87)方の3棟。半焼は、無職須藤昭雄さん(78)方住宅1棟。部分焼は、無職南波良子さん(70)方住宅、無職横山ハツエさん(76)方、自営業田巻義昭さん(57)方住宅、白山町3の無職星野カネさん(75)方、鉄工所経営山崎正幸さん(68)方工場の5棟。また、火元の長谷川さんが頭部に軽いやけどをした。
火元の長谷川さんは夫婦二人暮らし。出火当時は西よりの風が吹き、密集した住宅に次々と燃え移った。午後5時57分に火の勢いは収まったが、被害棟数が多く、確認や残火処理などに時間がかかり、完全に消えたのは通報から3時間後だった。
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午後5時1分、三条市上須頃地内から撮影した火災の煙
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消防車のサイレンを聞いて外に出たという近所の人によると「うちから出たら、ものすごい煙でびっくりした。そのあとから火が見えた。こわかった」と話していた。
また、今回の現場から50メートルと離れていない場所で4年前に一人が亡くなる大火が発生しており、近所の人にとってその記憶はまだ生々しい。出火原因や詳しい状況などは警察と消防で捜査している。
火災現場の見取り図
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