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県内一斉に西洋ナシ「ル・レクチェ」初出荷、JAにいがた南蒲大島選果場は初日400キロを出荷 (2007.11.22)
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県内有数の果樹産地、三条市大島地区の生産物を集出荷する三条市代官島、JAにいがた南蒲大島選果場で21日、県内の生産地と足並みをそろえて西洋ナシ「ル・レクチェ」の出荷が始まった。
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21日、県内で一斉に「ル・レクチェ」の出荷が始まり、大島選果場で出荷を待つ「ル・レクチェ」
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「ル・レクチェ」を新潟県特産として広くアピールしようと、昨年から県内産地で初出荷を同じ日に統一し、ことしは昨年より2日早い出荷開始となった。
大島選果場ではこの日、1ケース4キロ入りを中心に400キロを出荷。検査員が1玉ずつ手に取り、色や形、大きさなど品質をチェック。「ル・レクチェ」を持ち込んだ生産者は「ことしは天気が良く、甘みが増して香りもいいですよ」と太鼓判を押す。
この日の出荷分は県内市場と東京に運ばれ、翌22日は初出荷の「ル・レクチェ」を手にJA職員と生産者が新宿の市場で仲卸業者を対象にPRを行う。
「ル・レクチェ」は上品な香りととろけるような甘みが特徴で、西洋ナシの高級品種。まだ、果実が青い10月25日前後に収穫し、生産者が温度調節などを行いながら40日ほど追熟し、鮮やかな黄色に変わってから出荷する。
出荷の最盛期は、歳暮などの需要期を迎える12月1日から10日ころ。年内は12月28日まで出荷を行う予定で、ことしは約100トンの出荷を見込んでいる。
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