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盲学校などに通う子ども4人が燕市内のデイサービスセンターを慰問して歌や落語を披露 (2007.11.27)
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社会福祉法人つばめ福祉会(岡田健一理事長)の単独通所介護事業所「つばめ第2デイサービスセンター」=燕市秋葉町4=に25日、県立新潟盲学校などに通う子どもたち4人が慰問に訪れ、歌や落語を披露して利用者を喜ばせた。
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単独通所介護事業所「つばめ第2デイサービスセンター」を慰問した子どもたち
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慰問に訪れたのは、燕市の加藤健太郎君(7つ)、三条市の佐藤英里(ひらり)ちゃん(6つ)、新潟市の小笠原翔君(9つ)と双子の兄の凌君(9つ)の4人。凌君以外は目が不自由で盲学校に通う。
同福祉会がボランティアを募集していることを知った母親が、子どものボランティアでも構わないかと同福祉会に問い合わせ、慰問が実現した。
子どもたちは学校の文化祭などでステージに立ったことはあるが、ボランティア活動として人前に立つのは初めて。慰問に向けてそれぞれが一生懸命練習した成果を同センターの利用者や職員など40人近くを前に披露した。
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左から英里ちゃんの伴奏で歌う健太郎君、翔君、凌君
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作務衣(さむえ)に羽織を着た健太郎君は、落語「皿屋敷(さらやしき)」、真っ白なドレスにシルクハットをかぶりステッキを手にした英里ちゃんは美空ひばりの曲を歌って踊り、キーボードで弾き語りも。翔君は「とんぼのめがね」などのピアノ演奏を行ったほか、4人全員で歌やお笑いも披露した。
利用者は歌を一緒に口ずさんだり、手拍子したり。流れるような落語の話芸、歌やお笑いを明るく楽しそうに披露する子どもたちの、あどけないしぐさや、逆におとなっぽい所作に、「上手らて、まねならねーて」、「大したもんらねえ」と感心しきりだった。
最後は子どもたち全員が利用者の前に並び、おじいさん、おばあさんが元気でいてくれるようにと、健太郎君の音頭で三三七拍子。「また、来ま〜す!」のフィナーレにお年寄りは感謝の気持ちを込めて大きな拍手を送っていた。
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