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平成20年から8年間の燕市総合計画(案)を各地区の地域審議会が燕市長に答申 (2007.11.29)
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燕市の燕、吉田、分水の3地区の地域審議会は29日、先に小林清市長から諮問を受けた平成20年から27年まで8年間の「燕市総合計画(案)」を「適当と認めた」と答申した。
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燕市総合計画(案)を燕市長に答申した各地区地域審議会会長、左から燕地区の酒井会長、吉田地区の長谷川会長、分水地区の桜井会長
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午前9時に酒井宇一郎燕地区審議会会長、長谷川日吉吉田地区審議会会長、桜井競分水地区審議会会長の3人が市役所吉田庁舎を訪れ、それぞれが小林市長に答申書と、各地域で2回開いた審議会の議事録を手渡した。
各地域審議会の会長は、審議会のなかでは具体的な事業についての意見を各地域の視点で述べているが、現実的には財政状況の厳しいことも理解していると話した。
しかし、「あれもだめ、これもだめと夢もなくなるようなことでは、張り合いもなくなるので、夢をもたせながら財政的にはきちっとしていただきたい」と加え、市長の決断に期待するとの声もあった。
また、「今の状況は(3地区が)互いに競い合う形。もう少し、ゆずり合っていくと新市の一体化につながるのでは。その雰囲気をつくり出していくことが大事では」とも。小林市長は「みなさんがもっている思いも強いんですよ」と答え、議会では優先順位でさせてほしいと理解を求めていることなどを説明した。
総合計画は、平成20年から27年までの市の将来像、基本理念、基本方針を示す「基本構想」、政策や主要事業を体系的に表した「基本計画」、具体的な事業内容を示した「実施計画」の3部で構成する。
地域審議会からの答申は、12月10日まで市のホームページなどで行っているパブリックコメントの意見やまちづくり住民会議からの提言書とあわせて今後、総合計画審議会に報告される。それらを受けてさらに同審議会で審議して答申し、2月に臨時議会を開き、最終案の審査と基本構想の議決を行う。
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