|
燕北中周辺の電気工事業者4社が青色灯96灯を寄付し、学区内の街灯に設置 (2007.11.30)
|
|
|
|
燕市立燕北中学校周辺が管理区分の電気工事業者4社でつくる「燕北中を愛する応援団クラブ」は、防犯効果が期待される青色灯96灯を燕市に寄付し、このほど燕北中学校の通学路でもある同地域の街灯として設置した。
|
「燕北中を愛する応援団クラブ」が寄付し、燕北中学区内に設置した青色灯
|
燕地区では、街灯の交換や修理の管理をする業者を地域ごとに決めており、燕北中学校周辺は、サカイ電器、太子電気、河内電業舎、みつでんの4社が担当。同地域は建物のない田んぼの中の道を歩いて通学する児童、生徒も多いことから、犯罪防止に役立てばと青色灯を寄付することにした。
|
防犯効果が期待される青い光
|
青い光には心を落ち着かせる効果があるとして全国、そして県内でも青色灯の設置が進んでいる。
4社の代表らは20日、燕市教育委員会を訪れて20Wの蛍光灯の青色灯96灯の目録を届けるとともに、白色灯との交換作業も無償で行うことに。青色灯の値段は、白色灯より2.5倍ほど高い1本約840円で、取り替え作業費も含めれば約34万円相当の寄付になる。
青色灯への交換作業は、4業者が分担して数日間かけて行い、田んぼに囲まれた道路の街灯を中心に交換した。青色灯の街灯の下をウオーキングする女性は「今までより暗いような感じで、ちょっと寂しい気もするけど、冬だからかしら」と話していたが、防犯効果が高まればと期待していた。
|