|
三条市四日町小6年生が総合学習の一環で四日町市場で初めての合唱ボランティア (2007.11.30)
|
|
|
|
三条市立四日町小学校の6年生54人は30日、五・十の定期露店市が開かれている地元の四日町市場で初めての合唱ボランティアを行い、市場にさわやかな歌声を響かせた。
|
総合学習の一環で三条市・四日町市場で合唱ボランティアを行う四日町小6年生
|
合唱ボランティアは、6年生が「めざせ日本一の6年生〜みんなのために、自分たちにできること」をテーマに取り組んでいる総合的な学習の一環。自分たちの力で地域の人に元気を贈ろうと行ったもので、これまでもほかに日吉神社の清掃や保育所の手伝い、老人施設での歌の発表など、さまざまなボランティア活動を行っている。
この日、児童は日吉神社境内でリハーサルしてからその足で四日町市場へ向かい、午前10時に開演。抜けるような青空の下、市場の中央に整列し、自分への応援が、友だちや地域への応援になればと選曲した『負けないで』を合唱。児童の代表が「これからも日本一の6年生を目指して、あいさつやボランティアを頑張りたい」とあいさつした。
買い物客や散歩途中の本成寺保育園児、出店者など50人余りが集まり、手拍子をして児童の元気な歌声を楽しく聴いた。児童に感想を聞かれた買い物客は「励まされました」。市場へ正月用のもちを頼みに訪れた年配の女性は「子どもが来るとにぎやかでいいね、かわいいねえ」と目を細めていた。
歌い終えた児童は「四日町の人のために心を込めて歌いました」、「気持ちよく歌えました」、大きな拍手をもらい「自分たちも元気になった」と話していた。
四日町市場には、近くの小学校児童が買い物に来たり、出店者となって自分たちで育てた野菜の販売をしたりすることもあるが、市場での合唱披露は今回が初めてだった。
|