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三条四日町小3年生が5日、新潟ふるさと村で発表「見て!聞いて!三条六角凧」 (2007.12.4)
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三条市立四日町小学校(広部隆司校長)の3年生全員、2クラスの56人は、今春から総合的な学習で三条名物の六角巻凧を調査、研究に取り組んだ。その成果を5日午前10時45分から新潟ふるさと村=新潟市西区=で「見て!聞いて!三条六角凧」と題して発表し、あわせて三条市をPRする。
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5日の新潟ふるさと村での発表に向けて4日、最後の練習を行う四日町小3年生
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出し物は「三条六角凧の秘密」、「いか合戦」、「凧ばやし」、「凧サブレ」の4つ。ちょんまげのかつらをかぶり、黒いビニール袋で作ったはかまをはいた児童が時代劇風にしたり、全員で「三条凧ばやし」の歌と演奏を交えた発表など、工夫を凝らして1時間の発表を行う。
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新潟ふるさと村での発表の手作りポスター
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さらに、凧サブレを製造する(株)ヤマトヤ=三条市条南町=の工場の様子を紹介する児童が手描きしたパンフレット、「三条凧ばやし」の歌詞カード、アンケート付の返信用はがき、ヤマトヤが無料提供した凧サブレ1枚をセットにして、来場者100人にプレゼントする。
3年生は総合的な学習の成果を11月の校内学習発表会でも児童や保護者を前に発表したが、「市外の人にも三条の良さを伝え、知ってほしい」という児童の思いから、観光客も訪れる新潟市の「ふるさと村」での発表が実現。市外での発表は初めて。
また、この学習を通して児童たちは「自分たちの凧がほしい」と六角凧の購入を目指しており、資金集めのためアルミ缶回収の活動も行っている。
本番前日の4日、3年生は新潟ふるさと村で発表するときと同じ四日町小の校章「三蓋の松(さんがいのまつ)」を背中にプリントした手づくりの赤いはっぴにまめしぼりを着けて体育館で最後の練習を行った。
雪が降って真冬並みの寒さのなか、児童は白い息を吐いて練習を繰り返した。「めちゃくちゃ緊張する!」、「凧が揚がりそうな、凧ばやしを見てもらいたい」と気持ちを高揚させていた。
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