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燕市の写真家、捧さんが写真集30冊とそれに伴う文化講演会のチャリティーに寄せられた4.5万円を燕市に寄付 (2007.12.5)
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11月に写真集『大倉修吾を撮る』を自費出版した県内の写真作家の重鎮、捧武さん(75)=燕市中央通4=が4日、その写真集30冊と20日に燕市文化会館で開かれた「大倉修吾文化講演会」のチャリティーに寄せられた4万5000円を美術振興に役立ててほしいと燕市に寄付した。
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燕市に写真集と文化講演会のチャリティーに寄せられた4.5万円を寄付した捧さん(左)と小林燕市長(右)
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写真集は、ことし3月まで36年間、BSNラジオの長寿番組『ミュージックポスト』のパーソナリティーを務めた大倉修吾さんを捧さんが撮影した写真を収録する。
文化講演会はその発刊に向けたプレイベントとして、15年来の付き合いの捧さんと大倉さんが「社会貢献しよう」と気持ちを同じくして開かれ、大倉さんはノーギャラで講師を務めた。
入場無料だがチャリティーとし、写真集に収録した写真のポストカードを来場者全員にプレゼントし、抽選で大倉さんの色紙などもプレゼントする一方、会場に募金箱を設置して来場者に善意を呼びかけた。200人余りが来場し、寄せられた善意にさらに捧さんが足し、ちょうど4万5000円にして寄付した。
捧さんは午前10時に市役所吉田庁舎へ寄付に訪れ、写真集と善意を包んだのし袋を小林清市長に手渡し、自身の写歴から写真集の発刊、この日の寄付に至るまでを話した。
「これが最後の仕事と思ってね。みんなに応援してもらって、これで打ち上げ」と捧さんは笑い、小林市長は寄付の礼を述べ、「ぜひ、これからも続けてください」とますますの活躍に期待した。燕市では、寄付を受けた写真集30冊を市内の地区公民館や図書館、福祉施設に設置する。
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