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「100万人キャンドルナイトin神明宮」でろうそくの中で約20人が語りに耳を傾ける (2007.12.22)

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22日の「冬至」の夜に全国各地で行われる消灯イベントにあわせ、その前日の21日夜、三条市生涯学習インストラクターの会は、三条市・神明宮で「100万人キャンドルナイトin神明宮」を開き、参加した約20人はろうそくの炎が放つ明かりのなかで語りに耳を傾けた。

22日、「100万人キャンドルナイトin神明宮」が行われた神明宮のキャンドルが並ぶ拝殿

22日、「100万人キャンドルナイトin神明宮」が行われた神明宮のキャンドルが並ぶ拝殿

午後7時から神明宮の拝殿の電気を消し、グラスや切り絵の灯ろうの中に入れたキャンドルをともした。同会のメンバー4人をはじめ、旧分水町のグループなど市内外から約20人が参加。

7時50分から40分ほどの時間は、読み聞かせグループ「おはなしバスケット」の長谷川トミエさんが語り手となって『良寛さんの無言の涙』、『おけさの詩』や下田地区に伝わる民話など1話5分ほどの話を数本、語った。

午後7時の気温は4.5度(三条市消防本部観測)。昨年の21日は月も見え隠れする穏やかな夜。サッシを閉め切った拝殿のなかは、石油ファンヒーターの風の音が聞こえるだけの静けさと、キャンドルの小さな明かり。そのなかで、参加者は語りに集中し、想像力を膨らませていた。