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振り込め詐欺防止でJA越後中央吉田支店に燕署が感謝状 (2007.12.27)
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燕署(高野秀樹署長)は27日、職員が連携して振り込め詐欺被害を防いだ燕市吉田堤町、越後中央農業協同組合吉田支店に感謝状を贈った。
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左から越後中央農協吉田支店の西海知さん、斉藤支店長、高野燕署長
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午前11時に同支店の斉藤新一支店長と窓口で業務を行った西海知遥さんの2人が燕署を訪れ、高野署長が感謝状を読み上げて斉藤支店長に手渡した。
12月12日午前、燕市内のAさん(80歳代の女性)に、県外に住む孫の名前を語る電話があった。孫を語る電話の相手は「仕事でパソコンを購入する必要があるので、50万円を正午までに振り込んでほしい」といった内容を話し、それを信じたAさんは同支店の窓口で現金50万円を指定された県外の口座に振り込もうとした。
窓口を訪れたAさんが書いてきたメモに振込先の支店名がなかったことなどから、窓口で対応した西海知さんが先輩職員に相談した。振込先などにも不審なところがあったことから、市内に住むAさんの息子(孫の父親)に連絡をとったところ、電話をかけてきたのが孫でないことがわかり、振り込め詐欺被害を未然に防ぐことができた。
斉藤支店長は感謝状を受け、「大変、光栄でありがたい」と話し、「チームプレーのなかで被害を防ぐことができた。金融機関として当然のことで恐縮している」とも。「これを契機に、さらに声掛けなどをして注意喚起し、地域の皆さんや市民が被害に遭わないようにできれば」と話していた。
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