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4月1日の開所が迫る「県央医師会応急診療所」の建設工事や整備の進ちょく、看護師の確保などの状況を確認、協議 (2009.1.8)
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7日開かれた第13回県央地域の救急医療の在り方の検討会(会長・草野恒輔三条市医師会会長)で、4月1日の開所まで残り3カ月に足らずに迫った「県央医師会応急診療所」=三条市興野1=の建設工事や整備の進ちょく、看護師の募集などを確認、協議した。
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三条市興野1地内で建設が進む「県央医師会応急診療所」
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三条、加茂、見附、燕の4医師会正副会長などの委員8人と各医師会事務局長、オブザーバーの県、加茂市を除いた三条、燕、見附、田上、弥彦の各自治体職員の検討会メンバー22人と、新潟県薬剤師会県央支部長の計23人が出席した。
議事は、県央医師会応急診療所建設工事の進ちょく状況、医療機器等の選定、職員の募集、参加医師、二次救急休日輪番、運営に関する規定の整備、開設周知広報についてなど。
電気設備や機械設備工事を含めむ竣工期限は3月23日で、建設工事の進ちょく率は、12月末で65%となっている。
診療所長は三条市医師会会長が兼務することや、診療所の管理、運営と県央地域の一次救急医療に関する事項を検討協議し、診療所の円滑な運営と一次救急の確保を図るため運営委員会の設置なども盛り込んだ。
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7日開かれた第13回県央地域の救急医療の在り方の検討会
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職員は、募集している薬剤師、レントゲン技師、事務員、看護師の職種のうち、看護師は確保したのは4人で、予定実人数14人に10人足りず、2月1日から募集する案を説明。資格要件は看護師か准看護師免許取得者で、実務経験がある人。面接は2月中旬以降の予定で、詳細はあとで公表する。
医師は関係4医師会から94人が参加。それを説明する草野会長は、参加名簿を見て「本当に涙が出てしまった」と話し、大勢の協力に感謝していた。
4月1日の開所の告知は、新聞広告や各市町村の広報への掲載を予定しており、同検討会に参加していない加茂市にも広報への掲載を依頼するとした。
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