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1年の無災害に願いを込めて三条市で出初め式 (2009.1.12)
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三条市と三条市消防本部、三条市消防団は11日、三条市消防出初式を開き、消防車両の市中パレードや高層建物総合訓練、式典を行ってことし1年の無災害を願った。
昨年まで全国的に出初め式が行われる1月6日に開いてきたが、会社勤めの消防団員の負担を減らして出席しやすいようにと、ことしから第2日曜の開くことにした。
消防団員、消防職員、来賓など150人余りが参加。午前9時からの市中パレードで始まり、同本部の消防車や救急車など14台と三条市消防団の三条、栄、下田各団の車両22台の計36台が隊列を組んで市外を進み、市役所前で統監の国定勇人市長らの観閲を受けた。
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市役所前で市中パレードの観閲
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明け方は−0.8度まで気温が下がり、午前9時でも1度に届かない0.6度の厳しい冷え込み。曇り空で道路はうっすらと雪化粧して凍結したところもあり、真冬の寒さだった。
そんななかでも40人ほどの親子連れなどがパレードを見学し、男の子は「かっこい〜!」と次々と行き過ぎる真っ赤な消防車に目をくぎ付けだった。
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震度6強の地震を想定した高層建物総合訓練
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パレードのあとは、消防本部の訓練場で震度6強の地震発生を想定した高層建物総合訓練。消火、火災現場や倒壊家屋からの救出、救急など各隊連携の総合訓練で、きびきびした隊員の動きに見学の親子は拍手していた。
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訓示を述べる国定市長
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式典では、国定市長が訓示。国定市長は、総合訓練は市民に安心を与える素晴らしい訓練で「頼もしく見させてもらった」とたたえた。
また、ことしは平成16年の7・13水害から5年目の重要な年で。二度と同じような災害に遭ってはならないが、自然はいつ牙をむくか分かず、そんななかで消防職団員は重要な使命を負っており、新年を迎え気持を新たにするとともに、さらに気を引き締めて、消防や救急活動に従事してほしいと求めた。
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