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14日夜、三条市・八幡宮でことしも小正月行事の献灯祭 (2009.1.13)

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三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)では、ことしも14日夜から15日明け方にかけて小正月行事の献灯祭を行い、14日午後7時から神事に続いて点火する大ろうそくの火に商売繁盛や家内安全を願う。

真っ白に雪化粧して献灯祭を迎える八幡宮

真っ白に雪化粧して献灯祭を迎える八幡宮

献灯祭は江戸末期の安政年間から始まったといわれる三条の冬の風物詩。ことしは昨年と同じ32本のろうそくが献納され、高さ約80センチ、重さ約30キロの8貫目のろうそく2本を最大に、5貫目29本、3貫目1本が拝殿に並ぶ。

午後7時からの神事のあと、献納者それぞれが会社名などの名前が書かれたろうそくに点火する。

さらに、八幡宮の境内にある金山神社でも7時半から神事を行い、献納された650匁(もんめ)のろうそく81本に、それぞれの献納者が点火。炊き上げは午後7時から行う。

献灯祭前日、13日の八幡宮では、境内でちょうちんの取り付け、拝殿でろうそくを上げる台の設置などの準備が行われていた。

この日、三条市は前日からの雪で、この冬最高の積雪となり、境内もおとなのふくらはぎあたりまで埋まる雪が積もった。近年は雪のない献灯祭のことが多く、参拝者のくつは泥だらけだったが、ことしはろうそくの火と雪がセットで、三条の冬の風物詩にふさわしい献灯祭となる。