|
タミフル耐性遺伝子をもつインフルエンザウイルスが県内で初めて、三条地域で受診の小児患者から検出 (2009.1.14)
|
|
|
|
新潟県は14日、県内でもタミフル耐性遺伝子をもつインフルエンザウイルスが県内でも初めて三条地域で検出されたと発表した。
新潟県保健環境科学研究所で、三条地域振興局管内の医療機関を受診した小児患者2人の検体から、インフルエンザAソ連型ウイルスが分離され、ウイルスの遺伝子解析の結果、タミフル耐性遺伝子をもつことが確認された。
このタミフル耐性遺伝子の型は、昨年度から欧州一帯で検出されているもので、今年度、鳥取県で多く分離された型と同じ。
ただし、タミフル耐性遺伝子があっても治療が無効というわけではなく、国内でタミフル治療が無効だったとの報告はない。
しかし、耐性株を出現させないよう、タミフルの処方には細心の注意が必要としている。
|