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日本金属ハウスウェア工業組合が新年総会、日本金属洋食器工業組合との合併は当面、実現せず (2009.1.23)
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日本金属ハウスウェア工業組合(柄沢好兒理事長・53組合員)は22日、新年総会を開いて新年をスタート。日本金属洋食器工業組合と協議してきた両組合の合併は当面、実現しない結論が出たことも報告した。
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日本金属ハウスウェア工業組合の新年総会
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年頭あいさつで柄沢理事長は、昨年の新年には「辛抱、我慢の年」と話したが、ことしはそれに加えて「辛抱、我慢の年。不死鳥、燕魂をもって環境適応、進化の年にしたい」と渇望し、「安全安心な商品を提供すべく、今後も消費者に指示される商品づくりをし、克服していこう」と組合員を鼓舞した。
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年頭のあいさつを行う柄沢理事長
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また、事務局は、日本金属洋食器工業組合との合併協議の経緯を報告した。柄沢理事長は1つの市に経済産業省の全国的な認可団体が2つあるのは珍しく、3年前に洋工組合から話で検討を始めた両団体の合併協議の経過を説明した。
昨年、さらに合併協議を本格化させたが、「今一度と取り組んでみたものの現段階では(合併は)無理かなということになった」とはいえ、「世代が変わり、産地や業界の形が変われば」と可能性を残し、「現時点では、そのときまで休止とする」と現段階では合併しないことで検討を終了するとの結論に至ったと話した。また、両組合の資産の違いなどさまざまな問題があったとも説明した。
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講演会の講師、在新潟ロシア連邦総領事館ワシーリー総領事
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事務局報告のあとは講演会を行い、在新潟ロシア連邦総領事館クラコーフ・ワシーリー総領事を講師に「ロシアの現況と日(新潟)ロ貿易に期待すること」のテーマで聴いた。ワシーリー総領事は、現在の世界同時不況をロシアの経済学者は昨年6月には予測し、ロシアはそれに備えて来たと言い、「ことし中には晴れのマークが出ると思う」と楽観的な見通しを示し、メモを取る参加者もいた。
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