|
30日から燕市吉田産業会館で良寛生誕250年記念「第2回良寛書道展」、市内小中学生の書1,869点展示 (2009.1.24)
|
|
|
|
燕市教育委員会では、30、31日と2月1日の3日間、燕市吉田産業会館で良寛生誕250年記念「第2回良寛書道展」を開き、市内小中学生が応募した書き初めのうち入賞以上の1,869点を一堂に展示する。
|
30日始まる良寛生誕250年記念第2回良寛書道展に向けて会場の燕市吉田産業会館で行われている展示作業、23日の雲華紙に作品を張る様子
|
昨年7月中旬からことし1月8日まで学校を通じて市内の小学校3年生以上を対象に書き初め用紙に学年ごとに定めた課題語句を書いた作品を募集した。
|
燕市吉田産業会館前に掲げた看板
|
|
課題語句は昨年と同じで、小学校3年生の「てまり」から学年が上がるごとに「国上山」、「谷川の音」、「天上大風」、「雪月花」、「良寛の里」、そして中学校3年生が「平野展望」。
募集期間が長いので、学校によって夏休みや冬休みの宿題に、2学期中の課題にと、さまざまな形で書道に取り組んだ。
応募は小学校は昨年より6.4%(119点)少ない1,720点、中学校は同様に109.1%(750点)多い1,437点と2倍以上に爆発的に増え、合計では昨年より24.9%(631点)増え、3,157点にのぼった。
応募作品は主管の燕市美術協会書道部が審査し、上位から特選、良寛生誕記念賞、準特選、金賞、銀賞、銅賞、佳作、入選を決め、良寛書道展では、そのうち銅賞以上の小学校1,018点、中学校851点の計1,869点を展示する。
この書道展は燕市の合併前まで、旧吉田町と旧分水町の小中学校を対象に毎年開かれていたもの。それを合併後、新市全域の小中学校が対象の書道展として昨年度、再出発し、今回で2回目になる。
今回、大幅に応募が増えたのは、越後の禅僧で分水・国上寺の五合庵に住んだ良寛の生誕250年にちなみ、今回に限ってその記念賞を設けたのも奏功したようだ。
書道展は午前9時から午後5時まで、最終日は午後3時まで。また、31日午前10時から会場で作品解説会を開き、燕市美術協会書道部の部員2人が展示作品を解説するので、子ども、保護者の来場を呼びかけている。
特選の小学校16人と中学校13人の29人、良寛生誕記念賞の小学校4人と中学校3人の7人、準特選の小学校33人、中学校27人の60人は次の通り。敬称略。の特選13人と良寛生誕記念賞3人は次の通り。
|