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三条第一中の事務職員が児童買春容疑で逮捕される (2009.1.27)
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三条市立第一中学校に勤務する男性主事が27日、児童買春の容疑で小千谷署に逮捕された事件で、三条市の国定勇人市長や松永悦男教育長は、昨年7月の市内小学校教員によるわいせつ行為の不祥事で指導を強化していたなかでもあり、「極めて遺憾」とコメントした。
逮捕されたのは、三条市西本成寺、地方公務員笹原洋佑容疑者(27)。27日午前8時28分に小千谷署が逮捕した。
笹原容疑者は昨年11月上旬ころ、携帯電話のゲームサイトで知り合った新潟市内の当時17歳の女子高校生に、18歳未満と知りながら現金2万円を支払うと約束して、新潟市内のホテルでみだらな行為をした疑い。笹原容疑者は同中学校主事で、教員ではなく事務職。
三条市教育委員会によると、午前中に小千谷署から学校に連絡があり、学校長から報告を受けたという。同校では、午後3時半から全校集会を開いて、事件の概要や今後の対応を生徒に説明し、翌28日に保護者に対する説明会を開く。
この事件を受けて、松永教育長は「昨年7月の教員の不祥事で各校への指導を強化し、個々の職員への徹底を進めているなかで、極めて遺憾。市教育委員会として監督責任の重さを痛感するとともに、教職員への非違行為の根絶に向けていっそう努めてまいりたい。当該職員の処分等については、任免権を有する県教育委員会との協議のうえ、検討していきたい」とコメントした。
公務で東京出張中だった国定市長は、事件の報告を受けて「今回の事務職員の非違行為について、昨年7月の教員の不祥事後、指導強化のなかでの出来事で、極めて遺憾。市は監督責任がありますが、処分等については当該事務職員の人事権を有する県教育委員会と相談してまいります」と出張先からコメントを伝えたと言う。
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