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三条市が定額給付金と連動して20%のプレミアム付き商品券総額3億円発行、地域経済早期回復へ (2009.2.9)
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国定勇人三条市長は9日午前11時から開いた定例記者会見で、地域経済早期回復のための地位経済活性化行動計画を発表し、20%のプレミアムを付けた総額3億円の商品券を定額給付金と連動して販売する考えなどを明らかにした。
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定例記者会見を行う国定三条市長
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地域経済活性化行動計画は、「地域の底力」と「対症療法」の2つに大別。「地域の底力」では技術開発支援、販路開拓、情報発信、需要喚起、人材育成、農業活性化プランの6項目、「対症療法」では雇用対策、中有小企業経営安定化対策の2項目の計8項目を柱とする。
国定市長は「こういうときだからこそ、行政として支援していかなければならないタイミング」と話し、2月16日の市議会臨時会で補正予算として上程し、さらに来年度予算を一体とした支援事業と説明した。
プレミアム商品券の発行は、そのうちの需要喚起のなかの消費拡大推進事業。定額給付金の支給時期にあわせて発行する。
これまでに「水害復興プレミアム商品券」を発行するなどノウハウのある三条商工会議所をはじめ、栄、下田の商工会、JAにいがた南蒲で組織する協議会が主体となって発行し、プレミアム分と発行事務費などを市が負担する。
商品券のプレミアム率は20%で、1万2000円分利用できる商品券を1万円で販売する。販売総額は3億円で、プレミアム分を含めるた発行額は3億6000万円。発行負担金の6360万円を市が負担する。発行日や使用できる場所などは協議会で検討される。
中小企業経営安定化対策では、「中小企業経営安定化禁句優待策資金信用保証料助成事業」として281,600,000円を計上。燕市と同様の内容で1月26日から運用を開始した「中小企業経営安定化緊急対策資金」が予想を上回る利用があったことから、今年度14億円を見込んだ融資枠を80億円に大幅拡充する。
すでに事前審査では、今年度予想を上回る15億円ていどになり、2月6日までの申し込みは135件、約9億5千万円で今後も増えることは確実としている。同計画は2月16日の市議会臨時会に補正予算を上程する。
会見ではほかに、三条市適応指導教室〜診療心理士を配置など計8項目について話した。
■平成21年2月9日定例記者会見発表資料 PDF(1,095KB)
- 地域経済早期回復のための地域経済活性化行動計画
- 三条市適応指導教室へ臨床心理士を配置
- 紅白歌合戦初出場の「キマグレン」がやってくる!〜青少年のためのコンサート〜
- 「農商工をつなぐニューツーリズムフォーラム」に参加してみませんか!
- 食料自給率を体感しよう!!!〜食料自給から考える農業経営研修会〜
- 環境NPO 良環と三条市の協働事業 地域資源を活かした環境教育学習会を開催
- 全国瞬時警報システム(J-ALERT)運用開始
- 三条市初!女性防火クラブ結成
- 三条のまちづくり団体が一堂に集まる!まちづくりサポート交付金を使った活動の成果を発表します
1.地域経済早期回復のための地域経済活性化行動計画
- 技術開発支援
- 売れるものづくり支援事業(40,343千円)
調査研究・製品開発の経費の一部補助を行い、企業の開発リスク等を軽減しながら、技術開発等に対する中小企業の新たな取組への支援を行う。
- 技術開発、産学共同開発、新商品企画開発、ビジネスプランオーディション(地場産センター)
- 販路開拓
- 売れるしくみづくり支援事業(16,163千円)
見本市企業グループ出展支援などを行う。
- 優しいまちなか創造事業
買い物御用聞きシステムの試験運用を実施する。
- 展示会出展、新事業創出プロジェクト(地場産センター)
企業情報・IT 支援
- 情報発信
- 三条鍛冶キャラバン事業(14,119千円)
移動式産地PR 車両の整備などによる産地PRの実施。
- 三条PR 事業(9,074千円)
PR 映像、冊子作成などを行う。
- 地域産品販路開拓・ブランド発信事業(8,000千円)
首都圏等情報発信
- 需要喚起
- 消費拡大推進事業(65,160千円)、バイ三条モデル事業(10,000千円)、商店街活性事業補助金(2,500千円)
プレミアム商品券の発行、商店街イベントに対する支援、更に市内教育施設等における三条製利器工匠具の購入等により消費拡大・需要喚起を図る。
- 雇用対策
- 雇用安定化事業補助金(10,000千円)
中小企業緊急雇用安定助成金の申請時に要した手数料を補助し、雇用維持に努力されている企業への支援を行う。
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2. 三条市適応指導教室へ臨床心理士を配置
三条市適応指導教室「ふれあいルーム」へ臨床心理士を配置する。適応指導教室は、何らかの原因で学校へ行けなくなった市内の小・中学生が心のエネルギーをたくわえる場で、さまざまな体験を通し、学校復帰を支援する。配置された臨床心理士は、適応指導教室に通級している子どもたちへの指導・支援の他に、指導員への指導・助言や保護者に対するカウンセリングも行う。
適応指導教室への臨床心理士の配置について
勤務場所 |
三条市適応指導教室「ふれあいルーム」
〒955-0071
三条市本町3-1-4 青少年育成センター2階
TEL 0256-32-8908 |
勤務日 |
平成21年2月13日(金)〜3月13日(金)
毎週1 回金曜日 計5 回 |
勤務時間 |
9:00〜16:00 |
勤務内容 |
・適応指導教室の子どもたちへの支援・指導
・適応指導教室指導員への指導・助言
・保護者へのカウンセリング 等 |
3. 紅白歌合戦初出場の「キマグレン」がやってくる!〜青少年のためのコンサート〜
2008年の日本レコード大賞新人賞と日本有線放送大賞新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした「キマグレン」が青少年のためのコンサートに出演する。
青少年のためのコンサート
日時 |
3月17日(火)午後6時30分(午後6時開場) |
会場 |
三条市中央公民館 |
対象 |
小学生以上 |
定員 |
500人(全席自由) |
入場券
(前売) |
学生と20歳未満2,500 円、大人3,500 円
※当日は500 円増し。ただし、前売りで完売した場合、当日券はない。 |
販売場所 |
青少年育成センター、中央・嵐南・栄・下田公民館 |
販売開始日
取扱枚数 |
・2月15日(日)計300枚(中央公民館のみ)
・2月16日(月)計200枚(中央公民館以外)
※車いすの人の入場券は、青少年育成センターだけで販売。 |
主催 |
三条市青少年育成市民会議 |
後援 |
三条市教育委員会、三条市青少年健全育成ネットワーク会議 |
4. 「農商工をつなぐニューツーリズムフォーラム」に参加してみませんか!
地域や民間が主体となり、農商工の地域資源を活用したニューツーリズムを実現し、地域ブランドの確立につなげるのが目的。このような事業に関心のある人、事業の企画や実施にかかわってみたい人を対象に参加者を募集する。
農商工をつなぐニューツーリズムフォーラム
日時 |
平成21年2月26日(木)午後6時30分〜9時ころ、受付開始 午後5時〜 |
場所 |
いい湯らてい 2階 なでしこ・りんどう |
定員 |
100人(参加費無料)先着順、定員になりしだい締め切り |
テーマ |
「農商工をつなぐニューツーリズム」 |
目的 |
三条市観光基本計画に基づき、地域や民間が主体となり地域資源を活用した持続可能なニューツーリズムを実現し、地域ブランドの確立につなげていくため、先進地の事例をもとに地元関係者とともにフォーラム形式にて考える場を作る。 |
内容 |
第1部 講演会
講師 しおざわ版ダッシュ村 村長 小野塚 喜明氏
第2部 パネルディスカッション
パネリスト 地元で様々な活動をしている団体、個人 |
申込期限 |
2月23日(月)までFAX・電話・メールで申し込む。 |
問合せ
申込先 |
商工観光課
FAX 33-5732 電話 34-5511(内線214・418)
電子メールkanko@city.sanjo.niigata.jp |
5. 食料自給率を体感しよう!!!〜食料自給から考える農業経営研修会〜
日本の食料自給率を体感できる食事を準備し、実際に食べてもらう。
食料自給から考える農業経営研修会
日時 |
3月7日(土)正午から午後4時まで |
場所 |
三条市農村環境改善センター 多目的ホール |
内容 |
(1) 自給率40%(カロリーベース)の食事を体感(正午〜)
(2) 基調講演(午後1時〜2時30分)
演題 「食料の地給が平和を築く!」
講師 農民作家 山下惣一さん
※佐賀県在住、著書「身土不二の探求」ほか多数。
(3) パネルディスカッション(午後2時40分〜4時)
テーマ 「三条市の『食と農』 今、問い直すとき」 |
定員 |
「自給率10%(カロリーベース)の食事を体感」(無料)のみ先着200人 |
申込方法 |
農林課内農業支援センターへ名前、連絡先を電話で申し込む。 |
6. 環境NPO 良環と三条市の協働事業 地域資源を活かした環境教育学習会を開催
特定非営利活動法人環境NPO 良環と三条市では、地域資源を活かした環境教育の進め方を考える環境教育学習会『地域の人・もの・自然・情報を活用しよう』を開く。
『地域の人・もの・自然・情報を活用しよう』
日時 |
3月7日(土)13:00〜16:50(12:30開場) |
場所 |
三条・燕地域リサーチコア6階 研修室4 |
内容 |
12:30 環境出前講座関連資料・パネル展示
13:20 基調講演「地域資源と環境教育」
講師:日本自然環境専門学校 校長 五十嵐 実
14:20 パネルディスカッション
「地域の資源(人・もの・自然・情報)を活かした人づくり〜総合学習における環境教育の実践と進め方〜」
コーディネーター/
五十嵐 実
パネラー/
布施 和美 (長沢小学校 教諭)
佐々木久美子(四日町小学校 教諭)
坂下 裕子 (三条市環境課 職員)
味田 克巳 (三条市中央公民館 職員)
15:40〜 三条市エコクラス制度の紹介・環境出前講座実演等 |
参加費 |
無料(申し込みが必要) |
主催
共催 |
特定非営利活動法人 環境NPO 良環
三条市、三条市教育委員会 |
7. 全国瞬時警報システム(J-ALERT)運用開始
武力攻撃や大規模地震等の時間的余裕がない事態が発生した場合に、防災行政無線を用いて、自動で緊急情報を瞬時に放送できるシステムを整備し、3月1日から運用する。三条市の防災行政無線で放送するJ-ALERT情報は、国民保護情報(武力攻撃事態等)と緊急地震速報。
■全国瞬時警報システム - Wikipedia
8. 三条市初!女性防火クラブ結成
昨年11月11日に、三条市で初めての女性防火クラブ「三条翔波女性防火クラブ」が結成され、2月15日に設立総会と記念式典が開かれる。
女性防火クラブ
名称 |
三条翔波(しょうは)女性防火クラブ |
設立日 |
平成20年11月11日 |
会員数 |
約50人 |
設立総会
記念式典 |
日時 |
平成21年2月15日 16時〜17時 |
場所 |
三条ロイヤルホテル |
出席者 |
来賓 三条市長、三条消防団長、栄消防団長、下田消防団長、消防長、三条翔波女性防火クラブ員(約30人) |
9. 三条のまちづくり団体が一堂に集まる!まちづくりサポート交付金を使った活動の成果を発表します
三条市には防犯や子育て、環境など身近な課題への取り組みや、地域一体となった総合型地域コミュニティーの活動などさまざまな「まちづくり団体」が活動しており、「まちづくりサポート交付金」はそうした市民のまちづくり活動を応援している。今年度「まちづくりサポート交付金」の交付を受けたまちづくり団体が一堂に会し、交付金を活用した活動の成果を発表する。絵や写真で活動を紹介するパネル展示や物品販売もあり、来場を呼びかけている。
まちづくりサポート交付金 公開発表会
日時 |
平成21年2月22日(日)午後2時開会(午後1時30分開場) |
会場 |
三条市総合福祉センター(多目的ホール) |
アドバイザー |
コミュニケーションデザイン事務所イケイ 池井 豊 氏 |
プログラム |
● 活動報告 午後2時から午後4 時30分
まちづくりサポート交付金を受けた団体のまちづくり活動の発表
● 交流会 午後4時30分から午後5時
アドバイザーを交え、情報交換や各団体の連携を図る
● パネル展示・物品販売 午後2時から午後5時30分
活動を紹介するパネルなどの展示、団体が活動で作成したものを販売 |
場所 |
三条ロイヤルホテル |
出席者 |
来賓 三条市長、三条消防団長、栄消防団長、下田消防団長、消防長、三条翔波女性防火クラブ員(約30人) |
関連リンク
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