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五十嵐川災害復旧助成事業の一部工事は、ことしの出水期までに終わらなくても7・13水害並みの雨量にも破堤しない (2009.2.18)

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三条市は、17日開かれた市議会の河川改修事業等調査特別委員会(西沢慶一委員長・15人)で、7・13水害による五十嵐川災害復旧助成事業の進ちょく状況などを説明した。

17日開かれた河川改修事業等調査特別委員会

17日開かれた河川改修事業等調査特別委員会

平成16年の7・13水害から今年度で5年目。五十嵐川や刈谷田川の災害復旧助成事業は、今年度が最終年度で、一部を除いて年度末までに完了する工事計画や進ちょくを説明した。

土田荘一建設部長はあいさつで、一部はことしの出水期までに工事が終わらないが、「5年前の7・13水害と同じ出水でも流下能力の確保はできている」と話し、理解を求めた。

橋の架け替えスケジュールの説明では、前回より供用開始の時期が1、2カ月ていど早まり、嵐川橋の供用開始はこれまでの平成21年12月から21年度秋へ、常盤橋は同じく21年9月から21年夏に計画を前倒しした。

質疑では久住久俊市議が「7・13水害と同様の雨量があった場合は破堤も越水もしないと市民に説明してもいいか」とただした。土田部長は自然相手と前置きしたうえで、「わたしは(同じ流量での)破堤はまずあり得ないと思っている。1メートル20センチの余裕高をもって築堤している」とし、越水があっても堤防の強化で破堤につながることはないとの考えを示した。

西川重則市議は、供用開始した御蔵橋の取り付け道路の凍結時の対応について質問した。取り付け道路の傾斜が急との声が多い。右岸側のこう配は8%、左岸側は同じく6%で、消雪パイプが設置されているが、雪が降ったときしか作動せず、積雪のない凍結時の車のスリップが心配されると指摘した。

この日の朝も路面が凍結し、近所の人が「車が突っ込んでくるのでは」と不安がる声を聞き、「行政が事故の要因を放置しているようなもの」と不作為を指摘。消雪パイプを過信せずに天候によって柔軟な対応を求めた。市は、同橋に融雪剤を散布する委託業者に指導していきたいとした。

ほかに、一新橋から昭栄大橋間の五十嵐川右岸法面延長310mにシバザクラを植栽すること、諏訪1地内の破堤場所に設置する「五十嵐川水害復興記念公園」は6月の完成を目指して工事を進めていることなども説明した。


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