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初めて県も共催して28日、3月1日と県央地場産センターで第10回日本・新潟雪割草まつり (2009.2.28)

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日本雪割草協会(笹沼孝男会長)と新潟県雪割草愛好団体連合会、新潟県では、28日と3月1日の2日間、県央地域地場産業振興センターで第10回日本・新潟雪割草まつりを開いており、県内外から出品された300鉢以上のユキワリソウの展示をはじめ、苗、鉢物の即売。昨年、ユキワリソウが「新潟県の草花」に指定されたこともあって初めて県も共催し、今回は記念すべきイベントともなっている。

28日、3月1日と県央地域地場産業振興センターで開かれている第10回日本・新潟雪割草まつり

28日、3月1日と県央地域地場産業振興センターで開かれている第10回日本・新潟雪割草まつり

日本雪割草協会は、ユキワリソウを販売する業者など国内の18人でつくる。同センターは新潟県の中央にあり、新幹線駅と高速道路インターがあって交通の便がいいので、平成12年から毎年、同センターを会場に県内最大級のユキワリソウの展示、即売会を開いており、昨年は2日間で約1万人が来場した。

昨年3月1日にユキワリソウが「新潟県の草花」に指定されて1周年。ふるさとの自然や里山を守る環境保護のシンボルでもあるユキワリソウを多くの人に知ってほしいと、初めて新潟県も共催となった。

外山康雄野の花水彩画展

外山康雄野の花水彩画展

同センター多目的ホールの半分以上のスペースが展示ゾーンと即売ゾーン。展示ゾーンには前日27日に審査し、県内外から出品された300鉢以上の中から最高賞の新潟県知事賞に笹沼孝男さん=新潟市=の「月輪」、名誉会長賞=清田政也さん(阿賀野市)の「香雷」を決め、ほかにも新潟や佐渡、三条など県内6市の市長賞などを選出して展示している。

即売コーナーでは、苗や鉢植えなど県内で最大規模の1万点以上が並ぶ。価格は手ごろな400円から数十万円までさまざま。

ほかにも、抽選でユキワリソウの鉢植えが当たる人気投票、旧塩沢町在住の外山康雄さんの「野の花水彩画展」、長岡押し花会による「押し花体験コーナー」、「雪割草」をモチーフにした和菓子や日本酒の販売、飲食コーナー、管理や交配など雪割草相談コーナーもある。

最高賞の新潟県知事賞

最高賞の新潟県知事賞

また、28日午前10時半からと午後2時からの2回、雪割草種家第一人者でNHK「趣味の園芸」でもおなじみの岩渕公一さんによる講演会「雪割草について」を開催。3月1日午前10時半からは新潟県立自然植物園の倉重祐二副園長による「雪割草の自然保護」の講演会も開催する。

笹沼会長は、雪割草は春一番に咲く山野草で、花の形や色など種類が豊富で、収集家にとってもいろいろなポイントがあり楽しませてくれる。また、小さい花なので場所をとらず、近年は女性の愛好者も増えていると言う。自然に生育するユキワリソウの開花は本県では3月後半ころからだが、会場のユキワリソウは紫やピンクなど愛らしい花を一面に咲かせている。「一足早い春を楽しんで、雪割草の魅力を知ってほしい」と、大勢の来場を呼びかけている。

日本・新潟雪割草まつりは、入場無料。午前9時から午後5時までで、3月1日は午後4時まで。


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