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今春の大河津分水のサクラをまとう分水おいらん道中おいらん役4人が決まる (2009.3.1)
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燕市分水地区観光協会(田中公一会長)は1日、4月19日に燕市・大河津分水で行う第68回分水おいらん道中のおいらん役の2次審査会を開き、過去最多の142人の応募の中から4人のおいらん役を決めた。
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おいらん役に選ばれた左から加藤菜美子さん(信濃太夫)、今井絵理奈さん(桜太夫)、渡辺友紀さん(分水太夫)、平原希さん(染井吉野太夫)
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2月14日に1次の書類選考を行って142人を21人にしぼり、この日の2次審査会ではその21人が出席し、田中会長をはじめ同観光協会の役員などが審査した。
ことしのおいらん役は、本番に桜並木を歩く信濃太夫役に加藤菜美子さん(29)=燕市・会社員=、桜太夫役に今井絵理奈さん(25)=群馬県高崎市・会社員=、分水太夫役の渡辺友紀さん(26)=新潟市・会社員=の3人と、撮影用の染井吉野太夫役に平原希さん(31)=燕市・主婦=を決めた。
おいらん役に決まった4人は、それぞれの配役のたすきを下げて会見し、抱負などを述べた。
加藤さんは「夢のよう。毎年行われているおいらん道中ですが、みなさんの記憶に残るようなおいらんを目指したい」。昨年のおいらん道中を日帰りバスツアーで初めて見て応募したと今井さんは、県外からの参加で、「憧れだったおいらん道中になれてうれしい。精一杯、頑張ります」。
渡辺さんは「見に来て良かったと言ってもらえるようなおいらん道中にできたらと思う。頑張ります」。平原さんは「以前からの夢がかなった。今まで自分が見て感じた感動を、みなさんにも感じてもらえるようにしたい」と、それぞれ驚きと喜びの笑顔で話した。
おいらん役に選ばれた4人は、3月28日、4月10日と15日の3日間、おいらん独特の歩き方の「外八文字」などの練習を行い、本番に備える。
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