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三条市3月定例会が開会し、国定三条市長が施政方針演説 (2009.3.3)

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三条市議会3月定例会初日の3日、国定勇人市長は施政方針演説を行って平成21年度の施政方針を示した。

三条市議会3月定例会初日の3日行われた国定市長の施政方針演説

三条市議会3月定例会初日の3日行われた国定市長の施政方針演説

初めに国定市長は、世界同時不況が燕三条地域の実体経済にも未曽有の痛手を与えており、昨年来の中小企業経営安定化緊急対策資金の創設や地域経済活性化行動計画関連の予算計上などの対応に引き続き、適切に対応する考えを示した。

さらに、過去にもあった苦境を乗り越えたこの地域がもつ堅固な底力としなやかな知恵をもってすれば、「この危機もまた必ず乗り越えていけるもの」と信じて期待し、NHK大河ドラマ「天地人」や「新潟デスティネーションキャンペーン」、「トキめき新潟国体」を追い風に地域経済を活性化したいとした。

施政方針を述べる国定市長

施政方針を述べる国定市長

さまざまな変化に的確に対応するため、組織機構の見直しも行いながら、燕三条ブランドの構築、総合的な子育て支援や地域医療の在り方、小中一貫教育導入、食育推進、農業振興などの検討を深め、順に実行に移してきた。

来年度は、それらの課題の検討の進ちょく状況に応じ、これまでの成果を確認しつつ、しっかりと浸透していく「根張りの年にしたい」。さらに「根張り」は「粘り」にも通じさせたいとし、「来年度も厳しく困難な社会経済情勢が続くと思われますが、ひるむことなく着実な市政運営に努めてまいります」。

さらに、「地域経済の再活性化〜日本全体の牽引(けんいん)役を目指して〜」、「子育て環境の充実〜子どもたちの笑い声が響くまちを目指して〜」、「安心、快適な都市・住環境の整備〜だれもが住みたくなるまちを目指して〜」、「行財政改革の断行〜住民サービスの向上を目指して〜」、「バランスのとれたまちづくりの推進〜一体感のある三条市を目指して〜」、「防災対策の推進〜安全・安心に暮らせるまちを目指して〜」の6項目の方針を示した。

「バランスのとれたまちづくりの推進」では、合併後の新三条市の三大事業のひとつ、斎場が供用開始する。し尿処理施設は本体の建設工事に着手し、ごみ処理施設は用地取得と造成工事に着手し、あわせて事業者選定の手続きを開始。さらに、第二中学校区公民館、栄地区総合体育館の建設工事着手、吉ヶ平周辺整備事業なども推進し、競馬場跡地の国体終了後の活用方法の検討、栄スマートインターチェンジの平成23年度中の供用開始に向けた推進などをあげた。

「防災対策の推進」では、7・13豪雨水害から来年度に5年になり、五十嵐川水害復興記念公園での慰霊祭の実施、復興祈念式典や「さんじょうハーフマラソン」の実施も話し、「災害の教訓を風化させることなく次代につないでいくことは、被災したわたしたち三条市民の使命でもある」とし、あらゆる機会に防災意識の普及や啓発に努めるとした。

続けて「平成21年度予算案の概要」についてを示し、約50分の演説を締めくくった。国定市長は、原稿を見ながらもたびたび顔を上げて前を向き、はっきりとした力強い声で演説した。

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