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三条市が県内自治体のトップを切って定額給付金の申請受け付けを開始 (2009.3.4)
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三条市では、3月末から定額給付金の口座振替を予定し、2月末から各世帯への申請書を郵送を行っている。申請の受け付けを始めたのは、県内の自治体で初めて。
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三条市が設置した定額給付金窓口
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三条市では、定額給付金関連の法案が成立したら、できるだけ早く定額給付を交付し、その効果を市民から実感してもらい、地域経済の活性化を図ろうと、1月19日に職員6人体制の「定額給付金特別チーム」を設置し、準備を進めてきた。
2月16日に市役所三条庁舎2階に「定額給付金窓口」を開設。2月28日から対象世帯に申請書の郵送を始め、3月2日から申請を受け付けている。
三条市の給付対象者は、2月1日現在で三条市に住民票があるか、外国人登録原票に登録されている人で、約10万6,000人になる。申請書は世帯ごとに作成し、約3万4,500世帯の世帯主あてに郵送している。
「定額給付金をよそおった振り込め詐欺には十分ご注意ください。」と書いた緑色のA4版サイズの封筒に、申請書、返信用封筒申請書の記入例を同封。確実に届けるため、簡易書留郵便で送付しており、全世帯に配達されるのは1週間ほどかかる見込みだ。
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三条市が市内対象世帯に郵送する定額給金申請書を入れた緑の封筒
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申請書の提出は原則として郵送。申請書を受け取ったら必要事項を記入して押印し、必要な書類があれば添付書類と一緒に同封の返信用封筒に入れて投かんする。
市は申請書を受け付けると、振込日などを知らせる「給付金決定通知書」を申請者に送付し、指定の世帯主名義の口座に世帯分をまとめて振り込む。ただし、給付金決定通知書は振込日の後になる可能性もある。
市では、3月半ばまでに受け付けた申請分の口座振替は3月末ころ、その後は月2回ていどの振込を予定。また、現金給付の場合は、口座振り込み処理を優先するため、給付が5月以降になる。申請期限は9月2日で、期限までに申請しないと辞退として取り扱うので注意が必要だ。
申請受け付け初日の2日は、郵送と窓口で合わせて約1,000件の申請を受け付けた。同時に朝から100件余りの電話での問い合わせが相次ぎ、職員は対応に追われた。内容は「まだ申請書が届かないが、いつ届くか」なども多く、地域によって配達日が異なることを説明していた。
同市では、不明な点は気軽に問い合わせてほしいと話し、「早めの申請、郵送での申請、世帯主名義の口座への振込に協力してほしい」と呼びかけている。
定額給付金の問い合わせは、三条市役所三条庁舎2階定額給付金担当(電話:0256-34-5511、内線301・ファクス0256-34-5691)、または、栄サービスセンター(電話:0256-46-2511)、下田サービスセンター(電話:0256-46-2511)へ。
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