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三条市の軟式野球少年団「スーパーキッズ裏館」が卒団式、小学校を卒業する球児8人が巣立つ (2009.3.9)
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三条市スポーツ少年団加盟の野球チーム「スーパーキッズ裏館」(野島正幸団長・団員32人)は、8日午後3時から三条市・越前屋ホテルで平成20年度卒団式を行い、小学6年生の団員8人が卒団した。
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8日に行われた「スーパーキッズ裏館」の平成20年度卒団式で野島団長から修了証を受ける卒団生
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スーパーキッズ裏館は、第三中学校区の裏館、上林両小学校の2年生以上で構成する軟式野球少年団。昨年で設立10周年になり、2006年と07年春に甲子園出場を果たした日本文理高の栗山賢投手が同団の3期生、昨年、夏の甲子園に初出場した新潟県央工高の池田周平主将が4期生だ。
卒団式は毎年、年度終わりに行い、小学校を卒業する6年生団員を祝福し、送っている。ことしは卒団したのは、10期生の8人。後輩団員や、保護者、指導者など67人が出席し、この日が最後となるチームのユニホームを着た卒団生は、背番号とポジション、名前を呼ばれて入場した。
野島団長は卒団生一人ひとりに修了証を手渡し、あいさつした。「自信という文字は自分を信じること。人生では、裏切られることもある。自分を信じて、未来に向かっていってください」とはなむけの言葉を贈る一方、「しかし、大きくなったな」と率直に卒団生の成長に感慨ひとしおだった。
さらに、この日は、昨年の10周年を記念して制作を依頼していた同団の応援歌『僕らSuper kids☆』が完成。三条市の吉田睦さんがボーカルを務めるアマチュアバンド『THE GOLDENS』がサプライズで出演し、CDとライブ演奏をプレゼントした。
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「スーパーキッズ裏館」の応援歌『僕らSuper kids☆』を披露する吉田さん
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ジュースで乾杯したあとにも、在団生代表の送る言葉、保護者らによるアトラクション、監督から色紙のプレゼント、キャンドルサービスなど盛りだくさんの内容で卒団を祝った。
前主将の風間瑞翔君=裏館小・6年生=は、「まだ、みんなどいっしょにスーパーキッズでやりたい」と名残惜しそうで、卒業しても時々は練習を見に行くと話す一方、「中学校では野球部に入り、甲子園を目指していく」と数多くの先輩の背中を追い、新たな目標に向いていた。
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