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燕市で3月定例会開会、小林市長が施政方針演説 (2009.3.10)
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燕市の小林清市長は、10日開会した3月定例会で平成21年度の施政方針演説を行い、合併から4年目となる燕市の施策の方針と、強い熱意と情熱で市政に取り組む決意を示した。
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10日開会した燕市の3月定例会
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初めに小林市長は、「より良質なものを追求し、変えられるものは変える勇気を、また、変えられぬものは受け入れる謙虚さを持ちながら、燕市がさらに魅力ある都市へと進化できるよう努力してまいりたい」と決意を述べた。
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施政方針演説を行う小林市長
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さらに、「新しい活力を創造するまち(産業)」、「生き生きと学び、心豊かな人を育むまち(教育・文化・スポーツ)」、「生きがいとやさしさを実感できるまち(健康・福祉)」、「快適で住みやすく、愛着を感じるまち(生活)」、「利便性が高く、賑わいをつくるまち(都市基盤)」、「市民と共に築くまち(市民参画・行財政)」の6つの柱で、具体的な施策を示した。
1番目の産業の分野では、昨年12月以降からの金融施策など、必要性の高いものは21年度も継続、地場産業の変革を促すための長期的な対策として新技術・新商品開発支援や販路開拓、人材育成など行政支援施策を図るとし、中小企業新製品開発及び企業連携支援事業の新設や助成限度額拡充、農商工連携事業による販路開拓などをあげた。
さらに、、平成20年度から取り組んでいる燕三条ブランド事業では県央地域地場産業振興センターに「(仮称)燕三条ブランド推進室」を設置して推進体制の強化を図るとした。
また、教育・文化・スポーツの分野では、昨年9月「燕市教育立市」宣言をし、平成21年度はより形あるものにしていくための事業に取り組むとした。
結びでは、「燕市の歴史は産業の歴史と言っても過言ではありません」として、何度も大打撃を受けては復活して今日に至っており、行き先の見えない不安な時代のなかでも「『ものづくりの魂』がある限り、燕市は発展の道を歩んでいけるはず」と自信を示した。
「みんなで作り上げた燕市総合計画を8万4千人の両手で掲げ、さらに連携を強め、協働の力らで新しいまちづくりを一歩一歩、着実に進めていくことが大きな成果につながると確信している」と述べ、約45分の演説を締めくくった。
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