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ETC車載器を搭載車の上限1,000円の割引、さらにETC車載器新規導入の助成割引スタートで取扱店は新規導入ラッシュ (2009.3.12)
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ETC車載器を搭載した車を対象に土、日曜と祝日の地方の高速道路料金を上限1,000円に割り引く制度が3月28日に始まるのを前に、ETC車載器新規導入の助成割引が12日始まり、同制度の助成取扱店では、開始前からたくさんの問い合わせや販売の対応に追われている。
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ETC車載器新規導入の助成割引でETC車載器コーナーを設置して対応するオートバックス燕三条店
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この助成制度は(財)高速道路交流推進財団が行っているもの。3月12日から31日までにETC車載器を要件を満たした方法で新規導入すると、車載器1台につき四輪車で5,250円、二輪車で15,750円の助成が受けられる。
要件は、期間中に助成取扱店で車載器を購入やリース契約し、取り付ける車の情報を車載器に登録する「セットアップ」をする。さらに「2年以上の期間」、「2回以上の支払い回数」の両方の条件を満たし、申し込む時にアンケートに協力した人。支払い方法は助成取扱店によってさまざまだ。
県央地域の助成取扱店のひとつ、三条市下須頃、オートバックス燕三条店では、高速道路料金の値下げ策が盛り込まれた第2次補正予算の関連法が成立した3月初めからETC車載器購入を検討する来店客が増え、助成制度の実施が報道されると問い合わせも急増している。
ETC車載器のコーナーを開設して対応しているが、問い合わせや来店客への対応に追われている。先週末はふだんの5倍以上のETC車載器が売れ、予想以上の反響と驚く。また、幅広い年齢層が関心をもっており、比較的、来店が少ない高齢の人の来店も増えていると言う。
同店が取り扱うETC車載器は10種類余りで、売れ筋は12,000円前後の機種。車載器の導入には購入費用のほか、セットアップ料として2,625円と取り付け費用が必要になる。高速道路での使用には、クレジットカード会社などが発行するETCカードや高速道路会社が発行するETCパーソナルカードが別に必要だ。
同店では、ETC車載器の在庫は豊富だが、機種によってはすでに欠品もでてきている。ETC車載器の購入を検討する来店客は、これからさらに増加すると見る。助成制度受付が開始された12日からは、取り付けやセットアップ作業も行われることから、同店ではスタッフの勤務シフトを変更し、対応することにしている。
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