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建築現場での職人と顧客のコミュニケーション向上にハンズワタベが現場マナー講習会 (2009.3.29)
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住宅建築・リフォーム業の(株)ハンズワタベ=本社長岡市・渡部政雄社長=は27日、長岡市・寺泊文化センター「はまなす」で現場マナー講習会を開き、建築現場で働く職人など101人が受講して工事現場での施主とのコミュニケーションや基本的なマナーを学んでもらった。
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建築現場で働く101人が受講したハンズワタベの現場マナー講習会
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顧客が家を建てるとき、自分の家を建ててもらっているのに現場で工事をする職人と話しづらい、近寄りにくいといった声がある。
そうした声をぬぐい去ろうと同社では、建築業にもサービス業並みの接客が必要で、現場でも全業者が同じレベルのサービスを提供しようと取り組んでいる。
技術力は十分過ぎるほどある職人たちから、もっと人柄も発揮してもらって、顧客からもより良い仕事と感じてもらえるようにしようと、10年近く前から毎年、取引業者の職人を対象に現場マナー講習会を開いている。
今回は、「工事現場でのあるべきコミュニケーションについて」のビデオ研修のあと、5、6人のグループに分かれて、現場での服装や整理整頓、設計変更などについてフリーディスカッション。さらに、クレームの未然防止や現場マナーの事例を基にした対応方法、顧客と接するときの言葉遣いや態度について学んでもらった。
出席したのは、燕市や三条市、新潟市西蒲区、長岡市など同社の取引先から83人と渡部社長はじめ同社社員23人の20歳代から60歳代まで、計101人。多くは作業服で、フリーディスカッションでは、ほかの業者の話にメモを取り、自分の意見や経験を積極的に話していた。
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