|
男子茶遊会が三条市丸井今井邸でことしに入って初めての市民呈茶席 (2009.3.31)
|
|
|
|
三条市や燕市、旧巻町などの茶道をたしなむ男性でつくる男子茶遊会(山本和俊会長・10人)は29日、三条市丸井今井邸でことし初めての市民呈茶席を開き、参加者は春の趣向とともに茶を味わった。
|
三条市丸井今井邸で開かれた男子茶遊会の第35回市民呈茶席
|
気軽に茶を楽しんでもらおうと春夏秋冬の年4回、呈茶席を開いており、今回で35回目。毎回、150人前後が来場し、男性ならではのアイデアあふれる趣向を楽しんでいる。
|
キャプション
|
庭で咲くウメの花に雪が舞い降りる荒天だったが、昼までに80人余りが来場した。3月に亡くなったとされる千利休をしのんだ道具組で、3月の風物詩の釣り釜に、利休にちなんだ軸や茶碗。利休の亡くなったときに咲き乱れていたと伝わる菜の花を飾った。
毎回、訪れている見附市の女性は「お茶を気軽に楽しめるところや、男性ならではの趣向も楽しみ」と話していた。
同会のメンバーによると、最近は奥さんや友人と一緒に来場する男性が増えていると言う。今回も和服で参加した若い女性もあり、この呈茶席に限らず和服で積極的に茶席を楽しもうとする人が目立っていると話していた。
次回は7月12日に丸井今井邸で開く。若い人や男性、茶道の経験のない人の参加も歓迎しており、気軽な茶の楽しさを味わってほしいと来場を呼びかけている。
関連リンク
|