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5月15日の本番を5週間後に三条祭り若衆会が大名行列連絡会議、大名行列の傘鉾の順番を後方に変更 (2009.4.11)
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三条祭り若衆会(小林卓哉会長)は、10日午後7時から三条ロイヤルホテルで大名行列連絡会議を開き、5週間後に迫った三条まつりに向けて大名行列の参加団体らが意見交換し、ことしの行列は傘鉾(かさぼこ)の順番を変更して行うことなどを報告、確認した。
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10日夜開かれた三条祭り若衆会の大名行列連絡会議
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三条八幡宮の藤崎重康宮司、馬場信彦三条祭り祭典委員長をはじめ、三条八幡宮奉賛会、八幡宮囃子方組合、三条導祖神会、三条先供組合、社務所の代表者らと三条祭り若衆会の役員ら22人が出席した。
小林会長はあいさつで、若衆会はことしで創立35周年になり、「感謝、伝承」をスローガンに掲げており、大名行列本番の5月15日まで自分を高めて最高の状態で爆発できれば言い、「凛(りん)とした大名行列をしたい」と気を引き締めた。
藤崎宮司は、大名行列の順番の変更について話した。昨年まで先供(やっこ)に続いて第二番だった傘鉾が、囃子方と最後尾の押槍(おしやり)の間に入ることになったと報告した。
昨年の反省で、行列は道祖神のペースで進むことから傘鉾をゆっくり見てもらえないこともあり、傘鉾振興会では、最後尾でもいいので順番の変更の意向を示し、宮司と祭典委員長に判断をゆだねていた。
藤崎宮司は、「わたしとしては本当は変えたくはないが、先供のあとに道祖神が見えると、大名行列の感じがよくわかるのでは」、「新会長のもと新たな試みをしながら伝統を引き継いでいく」と、理解を求めた。
ほかに、ことしは、大名行列に伴う交通規制を昨年より30分早めて午後0時半から行うことにした。
また、若衆会では、神社、団体、市民が一体にならないと三条祭りは成り立たず、それぞれが伝統を後世に伝えたい、一緒に三条祭りの歴史を担ぎたいという思いや誇りをもって望むことが必要と強調した。
若衆会でも原点に立ち返って反省、改善し、これまで以上に三条祭りをもり立てるよう取り組むので、各団体にも協力を求めた。
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