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「さんじょうご用聞き笑店街」が16日に商品宅配サービス「買い物御用聞きサービス」を開始 (2009.4.16)
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三条市と市内の商店街有志19店で組織する「さんじょうご用聞き笑店街」(丸山俊雄会長)は15日、市役所でサービス開始セレモニーを行い、翌16日に中心市街地とその周辺地域を対象にスタートする商品宅配サービス「買い物御用聞きサービス」の概要を説明した。
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16日に「買い物御用聞きサービス」を開始する「さんじょうご用聞き笑店街」の丸山会長
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「買い物御用聞きサービス」は、総務省の「地域ICT利活用モデル構築事業」を活用した三条市の『優しい「まちなか」創造事業』の運用を、さんじょうご用聞き笑商店街に委託した事業。昨年度からの2年計画で、昨年度の事業費は2,100万円。
このサービスは、高齢者や子育て世帯の買い物の利便性向上を図るのが目的。利用者は会員登録し、同笑店街加盟19店の登録商品から購入商品を選び、インターネットか電話、ファクシミリで注文する。
それを同笑商店街の事務局が一括して受注し、各店に発注。翌日に宅配者が注文を受けた各商店を回って集荷、配達するシステム。
配達エリアは、中心市街地とその周辺地域に限定し、市内5商店街を含む43自治会の約7,600世帯が対象。代金の支払いは配達時に商品と引き換えで、1回の配達につき宅配料300円がかかる。
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インターネットで注文を試す国定市長
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注文は、インターネットはホームページから、電話やファクシミリでの注文者には事前に登録商品のカタログを配布する。
午前11時から行ったセレモニーで国定勇人市長は、商店街の活性化は十数年来の課題で、高齢化に伴って商店街は客を待つのではなく、売り込んでいく、まさにご用聞きが必要と話した。また、現在の事前登録をした会員は103人で、今年度は200人を超す登録が目標と期待する。
丸山会長はあいさつで、昔ながらのご用聞きを再生し活力ある商店街を目指し、やさしいまちなか商店街と言われるように努力するとし、今後は加盟店と会員登録が増えていくことを期待し、今後は福祉ご用聞きを行うことなども話した。
セレモニーでは、さっそく国定市長がインターネットを使って注文。家族用に味噌饅頭、市長自身用に日本酒を注文した。同サービスは翌16日午前10時から注文の受付を開始する。
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