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振り込め詐欺の被害を防いだ燕・国上郵便局に燕署が感謝状 (2009.4.18)
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燕署(八幡良夫署長)は17日、振り込め詐欺の被害を防いだ国上郵便局=山崎朝子局長・燕市分水新堀=に感謝状を贈った。
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感謝状を受け取る国上郵便局の山崎局長
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午後2時に山崎局長が燕署を訪れ、八幡署長が感謝状を読み上げて山崎局長に手渡した。
振り込め詐欺を防いだのは、4月13日。午前10時過ぎころに燕市内の40歳代の男性Aさんが携帯電話とメモを手に窓口を訪れ、ATMでの振込方法がわからないと言われた。
同便局内にいた社員は山崎局長と窓口の1人の計2人で、Aさんは何度か同局を訪れている客。
さらに振込先は携帯電話に送信されてきたことなどを聞き、山崎局長は振り込め詐欺の可能性もあるため、振り込みまないよう勧めた。Aさんの了解を得て交番に電話し、警察官がさらに詳しく聞き、振り込め詐欺であることがわかってAさんが被害に遭うのを未然に防いだ。
山崎局長は昨年7月にから同局に勤務。それまでは燕中央通り郵便局の局長を務めるなど、郵便局に勤務して約30年、局長歴は4年。これまでに、数回、局内での振り込め詐欺を体験し、未然防止に協力した。
ただ、一度は「娘に取り立てが行くから、早く!」という客を説得できずに、あとで振込詐欺だったことがわかったという苦い経験もあると言う。
今回の振り込み額は5,000円ほどだったが、1度振り込むとさらに振り込みを請求されることもあると言う。さまざまな経験を生かし、「落ち着いて対応できた」と山崎局長。感謝状を受け、「お客さまが被害に遭われなくて本当によかったです。なお、いっそう気を引き締めて職務にあたりたい」と話していた。
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