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「ひめさゆり商品券」の初日午前中での完売に「予想外の売れ行きに正直びっくり」と国定三条市長 (2009.4.23)
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国定勇人三条市長は21日午後、三条市ひめさゆり商品券発行協議会が発売した20%のプレミアム付商品券「ひめさゆり商品券」が同日午前中に完売したことについて「予想外の売れ行きに正直びっくりしている」とコメントした。
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「ひめさゆり商品券」の完売を知らせる三条商工会議所前の張り紙
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同日午前10時の一斉発売で30,000セット、プレミアム分6,000万円を含めた3億6,000万円分の商品券が2時間近くの午前中には完売し、販売を終了した。
国定市長は、「完売するにしても、もう少し…。まさか、初日の午前中とは」、「結果的に市民の関心の高さを知ることになった」と、予想を大きく上回った売れ行きに驚いた。
しかし、その関心の高さとは喜ばしいことばかりではなく、売り切れと同時に市役所の担当課や同協議会事務局の三条商工会議所などに、「並んだのに買えなかった」、「もう発行しないのか」、「会社勤めなので昼休みに買おうと思っていたのに」など不公平感を訴える苦情の電話などが相次ぎ、購入したいのにできなかった人が大勢いたことからも知ることになった。
国定市長は、販売方法についてとの指摘もあり、商品券を発行した協議会できちんと検証しなければいけないとの考えを示した。
また、裏を返すと経済が大変な状況ということと言い、8月末までが有効期限で購入者が使い切ることから、ひめさゆり商品券は本当の意味で消費の拡大につながり、小売業を中心とした分野にはね返ると確信している。
さらに、前日20日の燕三条景況対策会議でも商店街関係者から話があったとし、「ひめさゆり商品券」という呼び水を各店のセールス努力によって、発行額を上回る売り上げや商品券を購入できなかった人たちも来店したくなるようなものにすることが重要な鍵。町そのものがにぎやかになるイベント、気持がプラスの方向に向かうような取り組みに期待した。
「ただ、単に20%のプレミアムがついた商品券で終わるのでなく、消費の刺激になることを期待している。目に見えないところでの次につなげていかなければならない」と述べた。
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